2021年5月16日 ロッテ戦
ロッテの佐々木朗希がプロ初登板で注目された試合、初登板にもかかわらず制球よくピッチングを続ける佐々木に対して、ライオンズの先発平井は制球できないピッチング。先頭打者から2者連続本塁打を浴びて先制を許すと、2回もど真ん中に投げた失投で2本のタイムリーを許して4失点。平井は50球しか投げていないものの4回でマウンドを降りた。
続く今季初登板の與座がスパンジーのエラーで先頭を出塁させると、マーティンに被弾して2点献上。後手後手の試合展開なとなったものの、8回にロッテのセットアッパー唐川からスパンジーが自身のエラーを取り戻すタイムリーヒットで2点を返して同点。
最終回はギャレットが2アウトから四球でランナーを許すものの、そのランナーが盗塁を企図して2塁でタッチアウト。ロッテ井口監督はベンチで激高していたが、リクエストせずに試合終了。リクエストに失敗しても損しないのにリクエストしないというゴタゴタの中で試合は終わった。
前に飛ばせば点が入るような3度のチャンスで1点も挙げられなかった4番山川や、守備で記録に残らないミス連発など、いろんなことがありすぎた試合であったが、終わってみれば3連戦を1勝2分のライオンズであった。
記録に残らないミス連発
試合を通してエラーはスパンジーの1つだけであったが、スパンジー、金子が守備で相次いでミスを犯した。
スパンジーのエラーから勝ち越しを許した5回、さらにスパンジーは三遊間へのゴロを緩慢なプレーで内野安打にするミスを犯した。
さらに8回、同点打となったスパンジーのヒットは右中間へ当たりであったが、ライトマーティンの捕球体制と送球、2塁ベースが空いたことをちゃんと判断できれば、スパンジーは2塁に進むことも可能だっただろう。同点打こそ放ったものの、打てない守れない走れないスパンジーである。
さらに金子は7回にマーティンの右中間への当たりを内野への緩慢な返球で打者走者の2塁への進塁を許した。記録は2塁打となったが、完全に金子のミスである。
一生懸命プレーした上でエラーしてしまうことは仕方ないとしても、金子、スパンジーともに緩慢なプレーである。2度とやらないようにチーム全体で反省すべきところである。