【ロッテ8回戦】松本8回無失点、平良22試合連続無失点で完封リレー

2021年5月15日 ロッテ戦

先発松本が8回無失点。5回途中までノーヒットで被安打はわずか2本であった。8回132球、被安打2、失点2と数字だけ見れば十分好投と言えるだろう。しかし、四死球は5で序盤からコースを狙いすぎてボール先行になり、ヒットは打たれないものの、打ち取れるボールがなく球数が多くなるピッチングは相変わらずであった。

3回終了時点で松本は62球を投げ、5回まで投げられるか?と思わざるを得ない状況であった。

打線は、8回になってようやく得点。金子の2塁打から源田、山川のタイムリー、呉念庭の押し出し死球で3点を奪うと、松本は8回裏もマウンドに上がった。点を取ったあと、この回も松本が無失点で終えたことは十分評価していいだろう。

なかなかすっきりと勝てない最近のライオンズであったが、最後は平良が3人で締めて2セーブ目。ライオンズは先週土曜日以来、1週間ぶりの勝利を挙げた。

2試合続けて源田が躍動

前日の試合では走攻守で大活躍だった源田がこの試合では3安打猛打賞。8回には先制のタイムリーヒットを放ち、足では三盗を含む2盗塁。キャプテン源田がプレーでチームをけん引する存在になっている。

我慢した継投

松本を8回まで我慢したのは、ライオンズベンチの珍しい采配であった。前日9回にギャレットがセーブ失敗したことも影響しているのだろうか。出来ればリリーフは平良一人だけで終えたかったのだろう。その期待に応えた松本、平良は褒めていいだろう。

ただ、好投の2人に対して、打線は10本のヒットを放ちながら3得点のみ。監督がヘボいとコメントした前日であったが、もう少し1点を奪い取る野球ができないものだろうか。

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