【楽天7回戦】引き分けで今季は未だに楽天に未勝利

2021年5月11日 楽天戦

ダーモディが2試合目の先発。初回に森の本塁打で2点をもらったダーモディであったが、直後にあっさりとリードを吐き出すと、3回には3連打で簡単に勝ち越しを許した。

1点リードされた直後に、愛斗と鈴木の連打からチャンスを作るとスパンジーの犠飛ですぐさま同点とすると、その後は両チームのリリーフ陣が踏ん張った。森脇がボール先行で苦しいピッチングではあったが、十亀、森脇、平良、ギャレットが無失点リレーで引き分けに持ち込んだ。

勝ち越しのチャンスでの代打

9回楽天の守護神松井から1アウト1,2塁のチャンスを作った。ここで山田に変えて代打は木村であったが、あっさりと3球三振。続く源田も倒れてライオンズの勝ちはなくなった。

木村はファームでは打ちまくっていたが、昇格後はノーヒットである。今季勝負強さを発揮している呉がベンチに残っていたが、代打で起用されることはなかった。

左腕松井であることを考慮したのだろうが、野手の起用も投手の起用も酷い左右病である。もう少し柔軟性に富んだ選手起用はできないのだろうか。

先発ダーモディ

いい決め球があるわけでもなく、球速が早いわけでもない。制球もイマイチで、特に球が高い。ボール球に手を出してくれた楽天打線に助けられた面もあったが、5回8安打3失点、104球は試合を壊さなかっただけよかったというくらいであろう。

四球連発で自滅するタイプではないかもしれないが、打ち取ることに苦労して球数を要するタイプの投手である。四球が多くないこと以外は、左投げの松本といった感じだろうか。

最初の先発は様子見で5回で降板させたのかもしれないが、2登板ともに5回でマウンドを降りた。今後も5回でマウンドを降りるようでは中継ぎへの負担が心配である。

コメント

  1. 福岡のレオ党 より:

    木村選手の相変わらずの初球見逃しを見て、打席に入る前の『準備』が出来ていないというか、この世界ではもうここまでの選手であると確信した。猛者で思い出すのが太田卓外野手である。記憶に残る大分津久見高校出身の外野手である。打つとなると少々のボール球でも喰らいついていくタイプで勝負強かった印象であったことが思い出されます。巨人との日本シリーズでもMVPを取ったことを思い出します。喰うか喰われるかの世界で、人の好さだけでは生き残れない。呉選手はライオンズの中でも左腕に対して、余り右腰が逃げ腰にならない左打者である。左腕でも十分に代打でいける気がします。若林の先発復帰が望まれます。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。