【オリックス9回戦】今井が8回途中まで粘投しオリックス山本から勝利を挙げる

2021年5月5日 オリックス戦

オリックス3連戦の3戦目でようやく勝ち星が付いた。ライオンズが3連勝してもおかしくない内容ではあったが、1勝1敗1分で3連戦を終えたのは今のライオンズのチーム状況ということだろう。

先発の今井は、今年一番の出来で8回途中まで投げて2失点。ただ、8回だけは3四球とワイルドピッチで失点するなど、自滅してもおかしくない内容だったのは非常に反省すべきところであろう。

自滅しかけた今井に代わって8回2アウトから登板した平良が最後まで投げ、パーフェクトピッチングで4つのアウトを取ってゲームセット。今季初セーブを挙げた。

打線が上向き

ようやく打線が頑張り始めた。この試合では、オリックス山本にキャリアワーストとなる10安打を浴びせて5点を奪った。

4番中村が毎試合ヒットを重ね、コツコツと打点を挙げる勝負強いバッティングが打線を牽引している。好調中村と栗山のベテラン勢に加えて、呉、愛斗の若手が噛み合って打線が上昇カーブを描き始めた。

しばらくすれば山川、木村が昇格してくるだろう。さらに打ちまくる打線を期待したい。ただ、この試合では1番若林が2打席を終えた時点で金子に交代。ようやくヒットが出るようになり、走りまくっている若林であるが心配である。

回またぎの平良

増田が抹消されて、ギャレットが負傷でベンチ入りメンバーから外れた状況で、8回途中からマウンドに上がった平良が、9回にもマウンドに向かった。

明日は試合がないことを考慮して回またぎをさせたのかもしれないが、シーズン序盤から勝ちパターンの投手の回またぎはいただけない。今季は延長がなく、勝ちパターンの投手に特に負担が大きいシーズンである。信頼できる投手がいないのは分かるが、平良の回またぎは避けるべきであろう。

コメント

  1. 福岡のレオ党 より:

    若林選手は、ロッテのトップバッターである荻野選手を彷彿させます。また、彼よりスケールの大きい選手を目指して欲しいものである。ただし、プロとしての体造りはまだまだのようであり、余り無理をすると荻野選手のように毎年怪我に泣かされてしまうことになりかねないので、3年先の完成を目指して邁進して欲しい。面構えもなかなかのもので、秋山選手とは言わないがそこに近づけるようなチームリーダーと成り得る選手と見ます。また、ようやく今井投手がベールを脱ぎかけています。とにかく高め高めを目指していく姿勢を忘れずにエースに上りつめて欲しいものです。この世界いやどの世界でも、留まったらそこで終わりである。平良選手を筆頭に高橋、今井と流れが来ています。松本投手も負けずに続いて欲しいものです。

    • Mr.H より:

      若林は守備もまだまだですが、足も肩もあるのでセンターで使ってほしいですね。今井はよくなりつつありますが、やはりいきなり制球を乱すところはまだまだです。今のところは抑えられているからいいものの、四球が絡むと一気に大量失点になりかねません。高橋、今井は強いストレートがあるのですが、松本には無いので苦しいかもしれませんね。

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