2021年4月27日 ロッテ戦
ようやくライオンズの連敗が6で止まった。連敗を止めたのは3度目の正直でプロ初勝利を挙げた上間であった。序盤からピンチを作り先制点こそ失ったものの、上間は粘り強く投球し4回、5回は三者凡退で退ける尻上がりの内容で5回80球、被安打5、失点1の好投であった。
先制されたライオンズ打線は2巡目にロッテ石川を捕らえ、4回源田とスパンジーの連打でチャンスを作ると、森のレフトフライで2塁ランナーの源田だけでなく、1塁ランナーのスパンジーまでもタッチアップで進塁をすると、続く中村の一打で一気に逆転した。
6回以降は、ギャレット、宮川、平良、増田のリリーフ陣が無失点に抑えて3-1でライオンズが逆転勝利。完投した好投のロッテ石川から3点を奪い、投手陣が1点で抑える投打の噛み合った内容でようやく連敗ストップとなった。勝てるときは全てがうまくいくものだろう。
なお、お立ち台には、ナイスリリーフの平良、逆転打の中村、初勝利の上間の3人が上がったが、個人的には今日の勝利の立役者はスパンジーだと思う。
継投のタイミング
プロ初勝利を挙げた上間ではあったが、継投のタイミングには多少疑問が残った。上間は5回80球1失点で四死球はゼロ、4回5回は三者凡退であり、6回まで投げさせるべき内容であった。
勝ちパターンのギャレット、平良、増田に繋ぐには、1イニング足りない。そうであるならば、まだまだ余裕がある上間を続投させてもよかったのではないだろうか。
宮川が1イニングを抑えて事なきを得たが、連敗中でベンチが焦っていたのではないだろうか。もっとどっしりと構えて采配を振るってほしいものである。