2021年4月25日 楽天戦
ライオンズの連敗が止まらない。今季先発転向の平井は結果を出し続けていたものの、この試合では制球が悪く、今季一番悪い出来であった。
2回に6安打を浴びて5点を失うと、4回までは先頭打者を出す苦しいピッチング。打線が3点を返して2点差まで迫ったが、6回に2人のランナーを出した時点で平井は降板した。後続の佐野が打たれて失点を重ね、平井は5回1/3で7失点。佐野の1失点も含めて合計8点取られると、現状の貧打線では勝ち目はなかった。
継投のタイミング
6回に2点を奪って5-3とした6回裏、平井は続投であった。5回までに、3四球に加えて8被安打で5失点である。反撃のムードをを壊さないためにも6回裏の頭から平井を交代させてもよかったのではないだろうか。
昨季であればピンチで登板する宮川や小川が何とか凌ぎながら試合を作っていたが、今季は先の投手が作ったピンチを凌げるような投手がいない。
あわよくば平井が6回を抑えてくれることを望んでいたのかもしれないが、今季は宮川しかり、佐野しかり、十亀しかり、ピンチを抑えるどころか傷口をさらに広げ、失点するような投手ばかりである。
そうであるならば、ピンチとなったプレッシャーがかかる場面での登板ではなく、6回のイニング頭から佐野なり十亀を投げさせた方がよかったのではないだろうか。
結局、佐野が打たれて失った3点が致命的な失点となったことが残念で仕方ない。