【ソフトバンク6回戦】守護神増田が同点弾を被弾し痛恨の引き分け

2021年4月18日 ソフトバンク戦

前日の試合で先発した浜屋が2軍に降格、さらには松本は中継ぎ起用が決まった中、この試合ではセンターでスタメン出場を続けていた金子がスタメン落ちした。

先発の平井は制球に苦しみ、初回から38球を投げたものの最小の1失点にとどめた。貧打にあえぐライオンズ打線であったが、初回に若林のヒットと盗塁でチャンスを作ると、源田の2塁打ですかさず同点。さらには呉の犠飛で勝ち越したに成功した。

2回以降立ち直った平井であったが、6回に暴投で失点すると同点でマウンドを降りた。平井は6回96球2失点であった。初回のバタバタこそあったものの、先発としては及第点のピッチングであろう。

続く7回にギャレットがピンチを迎えながら無失点に切り抜けると、その裏に組み替えた下位打線からブランドン、西川、山田と1番の若林で2点を勝ち越し。

しかし、9回に守護神増田が同点弾を浴びた。平良、増田で逃げ切って勝たなければならない試合であったが、再勝ち越しは叶わず4-4の引き分けでゲームセット。負けに等しい引き分けであったが、3連戦1勝1敗1分で負け越さなかっただけヨシとするところだろうか。

タッチアップは必要だったか?

1点リードの3回に先頭の森が3塁打で出塁。すると、続く中村の浅いセンターフライで3塁ランナーがタッチアップ。しかし、森は本塁憤死で追加点を奪うことはできなかった。

この場面、ノーアウト3塁でありタッチアップする必要はあっただろうか。1アウトであれば突っ込んでもよかったかもしれないし、中村の次は、初回に犠飛を放っている好調の呉である。無理にタッチアップせずに、呉の打席まで待ってもよかったのではないだろうか。

ルーキー2人がいい

若林とブランドンである。若林は初回に内野安打で出塁すると、源田の初球に盗塁。さらに7回には4点目となるタイムリー2塁打を放った。一方のブランドンは7回に先頭打者で安打を放ち出塁。2人に共通することは、思い切りがいいこと、強い打球を打てることである。

打ち取られた打席でも鋭い打球を放つことが多く、とてもルーキーとは思えないバッティングである。この日、2軍の試合ではメヒア、スパンジー、栗山が実戦に復帰したが、3人が1軍に合流した後もスタメンで見たいルーキー2人である。

コメント

  1. 福岡の より:

    やっと、チーム内に競争が芽生えている。ややもすれば、固定で戦ってきた辻采配が怪我人続出の中から変貌をとげる副産物を生み出している。外野陣に目を向けると、1番センター若林とライト愛斗が固定されたらと期待します。レフトのポジションを掴むのは誰なのかが注目です。金子の起用は原点に戻って奪い返すぐらいの意地を見せないと守備、代走要員になる可能性大である。状況によっては栗山選手が守備につくこともあろうし、2人の活躍がチーム内に活気を与えチーム内のレギュラー争いに拍車がかかります。また、内野陣ではブランドン、ウー、山田の活躍が刺激となりつつあります。一方、投手陣では上間、伊藤翔の活躍に期待していますし、あと1人2人の新顔が出てくる期待大です。今シーズンはある意味何かワクワク感のあるシーズンです。

    • Mr.H より:

      コメントありがとうございます。金子も競争させないとダメですね。守備で言えば、若林も愛斗もまだまだ隙がるので、レギュラーは誰であれ実力でつかみ取って欲しいです。

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