【ソフトバンク4回戦】高橋光成がソフトバンクに負けない。今季ソフトバンクを4タテ!

2021年4月16日 ソフトバンク戦

先発高橋光成がソフトバンクに強い。2019年から負けず、この試合は7回1失点。107球で被安打は3での好投はまさにエースの貫禄と言ってもいいだろう。

打線はなかなか多くの得点を奪えない試合が続くものの、同点の6回に森が一発を放って勝ち越し。8回平良、9回増田がランナーを許し、多少バタバタしたものの、1点差を守り切って3連戦初戦に勝利。今季ソフトバンクを4タテした。

2連続バントの采配には疑問

先日のゲームでは、渡部を不慣れな1塁に起用してエラーで失点したり、6回に早めに中村に代走を送った采配について反省の弁を述べていた辻監督である。この試合でも疑問の采配があった。

1点リードの7回、先頭の愛斗が2塁打で出塁すると、続く西川にはバントのサイン。西川のバントはキャッチャー前に転がり、3塁封殺されてしまった。1アウト1塁になって、続く山田に対してさらにバントのサイン。山田のバントは決まったが、結局ノーアウト2塁だったものが、2アウト2塁である。2つのアウトを与えてしまった結果となった。そして、最終的に金子に代打岡田を起用したが、岡田は倒れて無得点に終わった。

ノーアウト2塁の場面でバントを選択するのはいいが、西川にバントではなく、ピンチバンター岡田を起用してもよかったのではないだろうか。おそらく西川がバントを決めて、山田に代打岡田という構想を考えていたのだろうが、バントが決まらなければ何にもならないのである。まさに、捕らぬ狸の皮算用ではないだろうか。

下位打線が打てないことが代打岡田を検討する原因ではあるが、代打であれば佐藤や鈴木でもいいのではないだろうか。ヒットこそ出ていないが、佐藤も鈴木も少ない打席でいい当たりを飛ばしているのである。ここで栗山がいればと思わずにいられない場面でもあった。

なお、離脱中の栗山はこの試合の前の2軍の試合に出場予定であったが、プレーボール直前にオーダー変更で出場を取りやめた。離脱中の主力では最初に戻ってくるであろう栗山の復帰が待たれる。

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