2021年4月13日 日本ハム戦
前回登板で初回に4連続四球を含む、4回5四球2失点で負け投手となった松本が先発。この試合でも制球難は収まらず、5回0/3で6四死球。6回に3人のランナーを出して降板すると、続く佐野と宮川がランナーを返し、松本は3失点で負け投手となった。
打線も元気がなく5安打。西川の犠飛で先制点を奪い、9回には1点差に追い上げる愛斗のタイムリーヒットが出たが、1点及ばず調子の上がらない日本ハムに敗北を喫した。
投手が足りない
松本の投球は論じるまでもないが、先発投手が5回で降板した場合の投手がいない。今シーズンの勝ちパターンは平良、ギャレット、増田と3人いるものの、6回を投げる投手がいないのである。
昨シーズンは、森脇もいたし、宮川も今年ほど制球難ではなかった。今シーズンは、先発作ったピンチの場面に佐野、宮川が起用されているが、失点を喫する場面が多い。6回に名乗りを上げられる投手が出てこなければ、貧弱な先発投手陣を抱えるライオンズにとっては苦しい戦いが続くだろう。
6回を投げる投手だけでなく、先発投手も足りない。次も松本に先発の機会が与えられるべきではないが、2軍の投手陣も炎上しており、代わりになる先発投手もいない。外国人投手が活躍できるとは限らないもののニールとダーモディの早期合流が待たれる。
コメント
松本投手は、セットからワインドアップに戻すべきか。学生時代には、振りかぶっていたようであり、かなりゆっくりとしたリズムでの投球である。特徴的で、松本投手独特の投球スタイルであり、現状の全く個性を消し去った投球スタイルは勿体無い。
コーチのアドバイスか又は自分自身で決めたのかは不明であるが戻す勇気も必要である。もちろんランナーが出ればセットになるのであるが、無走者の時には思い切ってもとに戻してみるのも一考である。ちょっとしたことできっかけを掴むこともあると思う。セットの静からの流れ、リズムが悪い気がしてならない。
平井投手は先発に転向して、セットからワインドアップに戻しています。その方が疲れないらしい、彼にとっては。
コメントありがとうございます。
フォームをいじるにせよ何にせよ、一度下に落としてリセットした方がいいように思います。