2021年4月8日 楽天戦
2年目の上間のデビュー登板、プロ初先発を果たした。初回は三者凡退の立ち上がり。2本の本塁打で2点を失い6回途中でマウンドを降りると、後続が残した2人のランナーを生還させてしまい、合計4失点となった。ただ、プロ初先発ということを考慮すれば、十分にナイスピッチングと言える内容であった。
一方のライオンズ打線が、上間を援護することができず、6回にようやく初ヒット。最後までホームベースが遠く、ライオンズは完封負けで楽天に3タテを食らってしまった。
上間の投球
プロ初先発を思えない非常に落ち着いた内容で、特に左打者へのインコース低めのストレートが素晴らしかった。
四球を2つ出したものの、松本や今井のように四球を連発して自滅するような投手ではないだろう。この日の上間の投球をみて松本、今井は何を思っただろうか。
上間には間違いなく次回も先発のチャンスがだろうし、なんなら松本や今井と取って代わってもおかしくはないだろう。次の先発試合では打線の奮起に期待したい。
打率1割台の1番打者
辻監督は秋山が抜けて以降、一貫して金子を1番打者として起用しようとしているが、結局1番に定着できない金子である。
この試合では4打席ノーヒットで、とうとう金子の打率が2割を割った。個人的には金子は1番より9番の方がいいと思う。現状では金子に代わる1番がいないとも言えるが、足のある若林を起用してみても面白いのではないだろうか。
長いペナントレースで11試合が終わっただけであるが、辻監督は果たしていつまで金子を我慢するのであろうか。