2021年3月30日 日本ハム戦
開幕2カード目は、日本ハムとの2連戦。初戦は松本が先発した。
初回に山川の今季初本塁打で2点を先制すると、2回にはブランドンがプロ初安打が初本塁打となり2点を追加した。援護をもらった松本は、1,2回をパーフェクトで抑えたものの、3回以降は毎回ランナーを許すピッチング。さらに、ランナーを出すと弱気のピッチングとなるいつもの内容であった。
5回に打線に援護点をもらって何とか5回まで投げ切り、6回に2者連続でランナーを出したところで松本は交代。5回0/3を投げて3失点であった。球数は86球と少なめだったが、内容は非常に悪い。打線が打っていなければ、5回途中で交代していてもおかしくない内容ではないだろうか。
結局、15安打を放って11点を奪った打線におかげでライオンズは勝利をものにした。
ブランドンが2安打4打点の活躍
ここまでヒットが出ていなかったブランドンが第1打席で本塁打を放った。2打席目にはプロ初犠打を決めると、3打席目にはプロ初タイムリーヒット。さらに4打席目にはプロ初犠飛を放った。全ての打席でチームに貢献する素晴らしい活躍であった。試合後にはヒーローインタビューを受け、とてもルーキーで初のヒーローインタビューとは思えない、しっかりとしたインタビューであった。
一方の同じスタメンルーキーの若林は、依然としてプロ初安打が出ない。いい打球は放っているため、初安打はそう遠くないだろう。この試合では1四球1犠飛2盗塁と貢献しいることから、辻監督の親心でスタメンは継続するのではないかと思うが、いつまでスタメンで使ってもらえるかが鍵となるだろう。
ルーキー2人の今後の活躍に非常に期待したい。
山川が負傷交代
初回に山川が本塁打を放った際、1塁ベース付近で足を痛め、歩いてダイヤモンドを一周してベンチに戻ってきた。もちろん、どすこいは無かった。
山川が離脱することになれば、ライオンズにとっては大きな痛手である。ただ、去年のように怪我が治っていない状態で使い続けてもいいことはない。アイシングで様子を見ているとのことだが、シーズンが始まったばかりであり、一度登録抹消して完治に努めるべきであろう。