2020年10月23日 ソフトバンク戦
ロッテを3タテし福岡に乗り込んだライオンズであったが、投打で最も期待できない2人が先発で出場した。投では今井、打では山川である。
今井はこれまでの先発と何ら変わることなく、四球過多の内容で、なんとか4回の1点だけに抑えていたものの、味方が追いついた直後の6回に捕まった。連打でピンチを作ると、セーフティースクイズで勝ち越しを許してマウンドを降りた。続く宮川が抑えられず、4点をリードをされたところで試合の大勢は決したと言っても過言ではなかった。
山川もあいかわらずタイミングが取れないスイングで、併殺打で1点を奪うのがやっとのバッティングであった。
絶対に勝たなければいけないソフトバンク3連戦の初戦で完敗したライオンズは、勝率5割に逆戻りとなった。2位のロッテが敗れたことが唯一の救いであろうか。
継投失敗
前日の試合では、ニールを5回67球で交代させた。5回でいっぱいいっぱいに見えたとコメントした辻監督であった。
この試合の今井は5回99球ですでにいっぱいいっぱいであるのは素人目にも分かる状況である。よく5回まで投げさせたとも思える内容であった。
しかし、辻監督はなんと6回にも今井をマウンドに送った。そして、6回に大量失点のきっかけとなるピンチを作った。
今井の作ったピンチを継いだ宮川が打たれたことは仕方ないが、その前に6回にもマウンドに今井を送ったベンチの采配に疑問が残る。
チームの勢いを止めかねない起用
今井と山川である。
今井は2軍から昇格後の4度目の先発であるが、3度の先発で1度も何の結果も残していない。それにも関わらず先発させて、前回登板と同じく5回1/3を6四球である。
山川は最近の5試合で安打はわずか1本である。直球には差し込まれ、変化球には泳がされ、まったくタイミングが取れないだけでなく、クソボールにばかり手を出す始末である。
残り試合をすべて勝つつもりでやらなければいけない試合で、今井と山川に何を期待して起用しているのだろうか。