【オリックス24回戦】岡田の好リードで松本が好投しオリックス最終戦を勝利で飾る

2020年10月18日 オリックス戦

オリックス最終戦を勝利してシーズン負け越しを喫したオリックスに一矢報いた。2回に外崎、中村の連打と山野辺の死球で満塁のチャンスを作ると、1番金子が低めのボール球をレフト前に運び2点先制。続く源田は初球を捉えてタイムリーヒットで3点目を奪った。

追加点を奪えない今シーズンを象徴する打線であったが、先発松本の調子がよく6回1失点。以降は勝ちパターンの投入。森脇、平良が好投で無失点の好リリーフであったが、一昨日の試合と同様に増田劇場が開幕。

金子の一度はグラブに収めたボールを落とすエラー(記録は2塁打)で1点を返されると、増田は逆転のランナーまで出塁させてしまった。ライオンズは同点を覚悟した守備体系を取ったが、増田が後続を何とか凌いで3-2で薄氷を踏むゲームセットとなった。

4番山川

久しぶりに山川が4番に起用された。しかし、調子が上がってきたわけでもなく、タイミングが全くとれないバッティングは相変わらずで3打数ノーヒットで7回の守備から呉念庭に交代となった。

最近メヒアが少しお疲れ気味で、4番に起用する選手がいないための4番山川かもしれないが、調子が上がらない山川に4番フリーパスを与えるのは間違いではないだろうか。起用するなら下位、むしろ2軍に降格させて調子を上げさせてもいいくらいである。

何のために山川を4番に起用したのか疑問の采配である。

悔しがる監督代行

ゲームセットの瞬間、ベンチでのオリックス中嶋監督代行の姿が映し出された。手に持った何かを地面に叩きつけんばかりの仕草で悔しさを表していた。

四球を出した投手に対して苦虫をかみつぶした表情でベンチに座っているよりも、悔しさを表に出す方がチームのためになるのではないだろうか。来年オリックスは強くなるだろう。一方、何の工夫もなく固定メンバーを優先して戦うライオンズの来年はどうなるだろうか。

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