2020年10月1日 オリックス戦
2か月ぶりに今井が先発した試合、四球は2つのみで自滅しなかったものの、守備に足を引っ張られて3点のリードを吐き出し、逆転されてマウンドを降りた。
その守備で足を引っ張った中村が、7回にエラーを取り返す一打で同点とすると、8回には絶不調中の山川の一発を放ち勝ち越した。8回に逆転すると、平良、増田で1点を失ったもののリードを守り切り連敗をストップ。山川の逆転弾の前に登板していた宮川にプロ初勝利が転がりこんだ。
相変わらず繋がらない打線
1回1,2番でノーアウト1,2塁のチャンス、4回にはノーアウト2塁のチャンスを作ったが、全くランナーを進めることができず無得点。8回にようやく中村のタイムリーヒットを放ったが、それ以外の得点はすべて本塁打での得点であった。
本塁打頼りの攻撃では勝ち続けることは困難である。打てないのは仕方ないが、打てないのであれば進塁打、チームバッティングが不可欠である。チームとして一丸になって攻撃する必要があるが、ベンチは何をしているのだろうか。
今井の投球
久々の先発となった今井は試合こそ壊さなかったが、果たしてこの投球でいいのだろうか。
ストレートが極端に少なく、ほとんどがチェンジアップといった投球内容であった。ストレートのシュート回転は若干解消されたように見られるが、キャッチャーの構えたところにはほとんど行かずに逆球ばかり。いいストレートが投げられてこそ、変化球が活きるものであるが、変化球ばかりの投球で5回0/3で被安打は8本であった。
強いストレートが制球できるようにならなければ勝ちはついてこないだろう。果たして次の先発登板はあるのだろうか。