【楽天16回戦】ブルペンデーの投手陣を森がリードで勝利へ導く

2020年9月26日 楽天戦

3連戦の初戦を逆転勝ちでモノにしたライオンズはノリンが先発。しかし、初回を8球で三者凡退に抑えて2回のマウンドに上がったところで、左肩の張りで緊急降板となった。

ノリン以降は、中塚、小川、国場、宮川、森脇、平良、ギャレットと、実に8人の投手を送り出し、複数イニングを投げたのは中塚の一人であった。この8人の投手をうまくリードしたのは先発マスクをかぶった森であった。緊急登板となった2回に中塚が1点を失ったものの、以降は無失点に抑えた。多くの投手をリードして抑える難しい試合になったが、森としてはナイスリードであった。

一方の打線は、7回に先頭の森がヒットでチャンスメークすると、源田の三塁打で勝ち越し、さらにスパンジーのタイムリーで追加点を奪った。さらに8回には外崎が久しぶりのヒットを放つと、森が猛打賞となる3本目のヒットでチャンスを広げ、途中出場の金子まで3連打で続き追加点を奪い試合を決めた。

7回を3人できっちりと抑えた森脇が連日の勝ち投手となり5勝目を挙げた。これで楽天3連戦の勝ち越しを決めた。明日も勝って3タテしたいところである。

中村の猛抗議

不可解なリクエスト判定で中村が猛抗議した。2回先頭の中村はヒットで出塁すると、外崎のファーストライナーで1塁銀次のタッチをかいくぐり1塁へ帰塁した。しかし、1塁塁審の判定はアウト。

中村はすぐさまアピールし、ライオンズベンチはリクエストを要求したものの、結果は覆らずアウトのまま。中村は1塁塁審に対して退場にならんばかりの猛抗議で不満をあらわにした。

実際のところ、銀次のタッチは中村の体が死角となり、1塁塁審はタッチした判断した部分については見えていないだろう。それにも関わらず、アウトコール。さらに、映像を見たところで確実にタッチしたという映像は見当たらない。ということは、当初の判定を覆す映像が確認できなかったために、そのままの判定にしたのではないかと判断するのが妥当ではないだろう。

おそらく審判には何を言ってもアウトだからアウトだとしか答えないだろう。これで当人の中村が納得できるはずがないのは明らかである。

映像がなく当初の判定通りにするのであれば、その旨をアナウンスするべきではないだろうか。そのようにアナウンスされれば、たとえ選手が判定に不満があっても、審判のミスとして納得することもできるのではないだろうか。そして、判定を覆す映像がないのであれば使用したリクエスト権の消費もキャンセルすべきである。リクエストについてはまだ改良すべき点があるように思う。

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