2020年9月24日 日本ハム戦
今季3度目の先発となった伊藤翔がチャンスを活かせず、4回途中4失点でKOとなると、登板するピッチャーがことごとく打たれて被安打20を喫して12-2でライオンズは大敗となった。
伊藤は打ち取れる球がなく、コントロールも悪く、現状では1軍で通用するレベルではないだろう。試合後に「もっと大胆いいければ、違ったのかもしれない」とコメントしたが、ローテーションの投手でもないのに、大胆にいかず何を守りにいってるのだろうか。おそらく明日2軍に降格となるだろうが、今シーズンの残りはウイニングショットを磨くか、コントロールを磨くことに専念してほしい。まだまだ若く投げっぷりはいい投手であり、来期以降の活躍を期待したい。
山川がDHで出場
山川がDHで出場し、1安打を放った。しかし、クソボールを追いかける姿は見ていて痛々しく、この試合でも2三振となり、最後の打席ではスイング後にバランスを大きく崩す場面もあった。1軍にいれば起用してしまうため、山川は一度2軍に落として、打ちまくってから昇格させるべきである。本人にとっても発奮材料になるだろう。
DHで起用しつつ打撃の調子を上げるのであれば、森を起用した方がいいのではないだろうか。
柘植が攻守でミス
先発マスクをかぶった柘植が点に絡むミスを重ねた。攻撃面では、3-1の3回裏、1点を返してなおも1,2塁のチャンスで2塁ランナーの柘植は、源田の三遊間を破るヒットで一度2塁に戻りかけた。3塁の黒田コーチは当初腕を回していただけに、ちゃんとスタートを切れていれば本塁に突入する場面であった。本塁でアウトになった可能性もあったものの、ここでもう1点返していれば1点差に詰め寄っていた状況であった。
さらに守備面では、4-2の5回表、1アウト3塁の場面で三塁ゴロに対して、3塁ランナーが本塁に突入。完全にアウトのタイミングであったが中村からの返球を捕球した柘植は空タッチでリクエストの末、ランナーの生還が認められた。中村の送球はストライク送球であり、柘植はただグラブをベース上に落とすだけでアウトになったプレーで、払うようにタッチに行った結果、空タッチとなってしまったのである。完全に柘植のミスであった。
日本ハムに得点を奪われても、喰らいついていたライオンズであったが、序盤で2つの得点、失点に絡むミスで大敗となったしまった。柘植はルーキーであり、まだまだ勉強することも多いが、1軍で出場する以上はルーキーもベテランも関係ない。次の先発出場で取り返す活躍ができるだろうか。