2020年9月16日 ロッテ戦
ライオンズの先発はプロ初先発となるルーキー浜屋。これまで中継ぎで4試合に登板して防御率9.35の成績だったが、2軍で先発を重ね、プロ初先発のチャンスを掴んだ。その浜屋は立ち上がりから制球よくアウトを重ね、6回1失点の好投で勝ち投手の権利を得てマウンドを降りた。
打線は浜屋を援護するべく、栗山が4安打2打点の奮闘。外崎のタイムリーもあって3得点を勝ちパターンの森脇、平良、増田がパーフェクトリリーフでゲームセット。浜屋がプロ初先発で初勝利を挙げた。
ライオンズは3連勝、ロッテに連勝してカード勝ち越しを決めた。
初先発で好投
浜屋が自らの好投でプロ初勝利を掴んだ。ストレート、変化球共にストライクが取れるピッチングで、無四球投球。被安打はわずかに4で、ピンチらしいピンチは失点した6回のみであった。
オープン戦では低めのコントロールがよかったが、シーズンに入り、球が高く浮くピッチングで失点を重ねた。この初先発でも球は高い場面はあったが、同じルーキーの柘植のリードにも助けられた好投であった。
今後研究され打たれる場面は当然出てくるだろう。その時に備えて、高く浮く球を修正することが喫緊の課題であろう。ただ、初先発としては十二分の内容。今後の先発にも期待したい。
山川のバッティング
メヒアが1塁に起用されてからDHでの起用が目立つ山川であるが、調子の悪さが目立つ。150号本塁打を放った後の3試合でわずか1安打。ボール球に手を出すのは仕方ないとしても、クソボールに手を出す場面が目立つ。
昨年は、中村が代役で4番に起用したが、今季は代役がいないのだろうか。メヒア4番でもいいのではないだろうか。このまま打てないのであれば、4番を外すことを検討すべきであろう。