2020年9月13日 ソフトバンク戦
8月以降調子を上げている松本が好投。この試合でも中心となったストレートがよかった。7回被安打7、毎回のように得点圏にランナーを背負いながら粘りのピッチングを展開した。
打線は4安打だったものの、初回の先頭打者アップルパンチを効いた。最終回守護神の増田が一打サヨナラのピンチを招いたものの、なんとか抑えきり、しびれる展開で虎の子の1点を守り切った。
ソフトバンクの3タテを阻止し、ライオンズの連敗は3でストップした。
好投の松本
空振りの取れるストレートを中心の組み立てで松本が再び好投した。この試合の球審は低めを取った傾向にあり、低めボールと言われてもおかしくないコースでストライクを取れたことが粘投につながった。
ただ、3ボールにしてしまうことが何度もあり、3ボールから奪った三振は上記の通り球審に助けられたものがあったものの、やはりストライク先行のピッチングが望まれる。今日のピッチングに満足せず、ストライク先行で攻めのピッチングを期待したい。
一つ気になるのは西口コーチの試合中のコメントである。西口コーチは「言うことない」とコメントを出した。松本の粘投は素晴らしかったが、「言うことない」というほどの内容ではなかった。投手コーチとしてもっと言うべきことがあるのではないだろうか。
連敗は森
森を責めるわけではないが、オリックスの3戦目から続いた3連敗はすべて森が先発マスクをかぶったゲームである。その前の3連勝は岡田と柘植がマスクをかぶったゲーム。
森はリード面に関して、まだまだ勉強が必要ではあるが、せめて一つでも先発マスクで白星を挙げてほしかったところである。これでは森がどんどん自信を無くしてしまうだけではないだろうか。今後の捕手の起用には注目したい。