2020年9月9日 オリックス戦
山賊打線が初回から爆発。先発の内海が初回に1点を先制されたものの、直後に外崎と源田の連打、山川の四球で満塁のチャンスを作ると、メヒアがタイムリー2塁打を放ちあっさりと逆転。さらにスパンジーのタイムリー3塁打で加点し、相手のバッテリーエラーもあり初回に5点を奪った。さらに2回には外崎のアップルパンチメヒアの犠飛、スパンジーのホームランで追加点を奪い、2イニングで9点を奪った。
しかし、先発内海がピリッとせず、4回には5連打を浴びて3点を失い、打球が直撃する不運にも見舞われた。この回で降板した内海は4回8安打4失点。5回から今季初登板となった十亀に白星が転がり込んだ。
結局、8回に4点のダメ押し点を奪ったライオンズは13-5でオリックスに連勝しカード勝ち越しを決めた。ライオンズは借金を2として日本ハムに代わって4位に浮上した。
12安打13得点の打線
久々の2桁得点となった打線であったが、安打は特定の打者に集中した。
外崎、スパンジーが3安打、源田が4安打で12安打のうち、10安打を3人の打者が放った一方で、下位打線の金子、柘植、山野辺は沈黙。今後も打線をつなげていくためには下位打線の打力が必要である。
源田は初回に足で稼ぎヘッドスライディングで内野安打をもぎ取り、逆転のお膳立てをした。下位打線の足がある打者にもそのような執念の安打が望まれるだろう。