【オリックス13回戦】高橋光成がノーノーを逃すも1安打完封勝利

2020年9月8日 オリックス戦

この試合は高橋光成に尽きる。どの球種でもストライクが取れ、2球で打者を追い込む抜群の投球内容であった。前回登板で7回1アウトまでノーヒットを継続したが、この試合ではノーヒットで9回のマウンドに上がった。

しかし、高橋は9回の先頭打者にヒットを打たれて残念ながらノーヒットノーランを逃した。ライオンズの背番号13は記録とは無縁なのだろうか。

ノーヒットノーランを逃した高橋であったが、後続を抑えて1安打完封。出したランナーは四球とヒットの2人のみ。打者28人で試合を終える内容で、今シーズンのチーム初の完投勝利を完封で飾った。2試合連続で被安打1で白星を飾った高橋である。これでベンチの信頼もファンの信頼もガッチリとつかんだのではないだろうか。

高橋の好投に応えた打線

高橋だけでなくオリックス先発の山本も好投。4回まで1安打に抑えられた打線は、5回にチャンスを作ると岡田の内野ゴロの間に先制点を奪った。オリックス内野陣は前進守備の中、3塁ランナースパンジーがギャンブルスタートかと思うほどの好スタートで生還を果たした。高橋の力投に応える執念の先制であった。

オリックス山本にはメットライフドームで圧倒的な投球をされているライオンズ打線であったが、この試合では山川のタイムリーもあり山本から2点を奪った。非常にいい集中力の打線であった。高橋の好投がもたらした打線の繋がりであると思われるが、この内容が続けば上位も見えてくるはずである。

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