【ロッテ14回戦】平井が2度目の先発で試合を作るが斎藤が試合をぶち壊して敗戦

2020年9月3日 ロッテ戦

平井が今季2回目の先発となったこの試合、5回途中まで3失点で粘投していた平井であったが、リリーフした斎藤が試合をぶブチ壊した。記録上は平井が4回1/3で5失点。リリーフした斎藤は1死も取れずに2失点し、リードは5点に広がりほぼ試合は決した。

ライオンズ打線がその後反撃したものの、8回に登板した田村が1失点。打線の頑張り、平井の頑張りを無駄にする残念な試合展開で5-8で敗れたライオンズの連勝はストップした。

初回のバント失敗とバントしなかった2回

初回に金子がヒットを放ち、栗山が四球を選ぶと、ベンチは3番外崎にバントを指示した。しかし、そのバントはキャッチャーの目の前で止まり2-5-3の併殺打となった。

初回に送りバントを選択することに対して批判することは全くない。しかし、ロッテ先発の岩下は、栗山に対してストレートの四球を与え制球が定まっていなかったが、その投手相手にアウトカウントをわざわざ献上するバントを選択する場面だっただろうか。

一方、2回にはメヒアとスパンジーの連打で1アウトから1,2塁のチャンスを作ると、続く鈴木には何の策もなく、三振に終わった。1アウトではあるが、調子がいいわけではない鈴木に対して送りバントの選択はなかったのであろうか?3塁封殺になっても塁に残るのはスパンジーと鈴木である。

1、2回の攻撃は少しチグハグな采配ではないかと感じた。

なぜ斎藤?

5回に平井が1点を失い、さらに1アウト2,3塁のピンチを招くと、ベンチは斎藤にスイッチした。

得点差は1点であり、内野手は前進守備。1点も与えたくない場面で、斎藤という選択はない。登板直後に簡単にストレートの四球を与えた斎藤は、3試合連続で登板直後の打者に四球を与えているのである。さすがに勝ちにこだわった采配とは程遠い起用である。

1点のビハインドでも勝ちに行くのであれば宮川を登板させるべきであっただろう。

結局平井の出したランナーだけでなく、自身で出したランナー2人もホームに返り、リードを5点にまで広げてしまった斎藤は7回でマウンドを降りた。ブルペンデーということであれば、最後まで斎藤を投げさせて明日2軍に降格させればいいのではないだろうか。

コメント

  1. 千葉のレオ党 より:

    斉藤はドラ一ですが、全く成長していないですね。スカウトの眼力がなかったと言うことでしょうね。中塚、投手としての川越、田村、伊藤、渡辺、本田、佐野・・皆、渡辺GMの肝いりで入団させた選手ですよね。皆、伸び悩みです。スカウトの眼力、選手育成の能力の欠如につきます。
     平井は、昨年の疲れがあるのか、今年はよく打たれます。たまたま前回の先発は調子がよかったので抑えられていましたが、その後のリリーフでもきちんと抑えられていないので、無理があると思います。
     

    • Mr.H より:

      コメントありがとうございます。
      斎藤はプロとしては力不足でしょうね。コントロールもなく球威もなければ今後も厳しいでしょう。
      平井はプレッシャーがかかるリードした場面での登板のリリーフより、自分の責任で自由に投げられる先発の方が向いているのかもしれません。

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