【ロッテ12回戦】高橋光成が好投でカード初戦を完勝し3連勝

2020年9月1日 ロッテ戦

9月最初の3連戦はロッテが相手、ライオンズ打線が爆発した。栗山の2点タイムリーヒットで先制すると、山川の3ランホームランで序盤3回にビッグイニングを作った。4回以降も着実に点を重ね、6回までに9点を奪った。

一方の先発の高橋光成は、ヒットを許さない好投で試合を作った。7回1アウトからヒットを打たれたが、そのイニングを無失点で抑えてマウンドを降りた。7回を被安打1無失点の好投であった。

大量リードと高橋の好投でライオンズは3連戦の初戦を取り、連勝を3に伸ばした。

解せない高橋の降板と継投

7回を投げ終えたところで降板になった高橋である。球数は107球、ヒットこそ打たれたものの完封を狙える内容であったがベンチは高橋を降板させた。

今年はコロナ禍で過密日程ではあるが、先発投手にとっては例年と変わらず中6日の登板である。先発を早めに降板させる理由がないが、今年のライオンズの先発の降板のタイミングは極端に早い。現役時代は先発完投型であった西口投手がコーチをしているとは思えない投手交代である。

リリーフで登板したのは武隈と斎藤大であったが、ともに先頭打者に四球を与えてピンチを招き、斎藤はさらに失点を喫した。武隈も斎藤も今後この3連戦では使いにくくなってしまったのではないだろうか。さらに、3連戦の初戦、大量リードがありロッテをシャットアウトしておきたいところであったが、結局リリーフの2人がピリッとせずロッテに反撃をさせてしまったのは、明日以降の試合にどう影響するだろうか。

開幕シリーズで大量失点して以降1軍で登板していない武隈を使ってみたいという意図があったのかもしれないが、そうであれば9回は斎藤ではなく今季初めて昇格したばかりの十亀を使うべきではないだろうか。

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