2020年8月23日 オリックス戦
ライオンズがオリックス6連戦、3連勝後に3連敗。先発松本は5回1失点で勝ち投手の権利を持って降板したが、リリーフ陣が打たれて敗戦。3試合連続オリックスのジョーンズに打たれての敗戦となった。
松本は最近3試合、勝ち投手の権利を持っていたが、リリーフ陣が打たれて3試合とも勝ち負け付かず。つくづく勝ち運がない投手である。
再びジョーンズに打たれる
前2試合でジョーンズにやられていたが、この試合では打たれていた変化球からストレート中心の攻めに変更。3打席まではストレートで打ち取っていたものの、4打席目、ギャレットが2球続けたカットボールをスタンドに運ばれた。
ストレートにタイミングがあっていないジョーンズに対して、ギャレットの速いストレートで攻めればいいものを、わざわざ変化球攻めに変えて被弾する森のリードはいかがなものだろうか。
早すぎる継投がまた失敗
松本は5回85球であった。被安打2で安定したピッチング内容であったにも関わらず、6回から継投に入った。投手は常に調子がいいわけではなく、リリーフした投手が打たれることは仕方がない。
しかし、登板した投手全員調子がいいとは限らず、多くの投手を使えば、それだけ打たれる投手が出てくるのも当然である。それにも関わらず、抑えていた松本を早々に降板させてリリーフ陣を登板させた西口投手コーチの判断には疑問である。今季は球数が少なく、あと1,2イニング投げさせてもおかしくない状況で先発投手を早々に降板させる場面が目立つ。
結局、宮川が追いつかれ、キャレットが勝ち越しを許し、最後は敗戦処理の田村を登板させる始末であった。
審判はもっと技術の向上が必要
球審の眞鍋が9回にライオンズベンチから飛んだヤジに反応した。中村のハーフスイングに対して塁審に確認することなくスイングを宣言した場面、中村が球審に対してスイングチェックしろと不満を表した。
これには伏線があり、前の打席に明らかなボール球をストライク判定し、見逃し三振に倒れた中村は球審に不満を表していたのである。ボール判定であれば、四球でチャンスが広がっていた場面であり、結局このイニングで勝ち越し点を奪うことができず、判定に泣かされた結果となった。
さらに、5回にはど真ん中をボールと判定し、松本はストレートの四球を出したが、この試合ではライオンズに不利な球審の判定が続いた。絶対的な権限を持つ審判であるのであれば、絶対的な技術を持っているべきである。残念な球審の判定で残念な連敗であった。