【オリックス8回戦】アップルランニングパンチで勝ち越し、4連勝

2020年8月19日 オリックス戦

2-2で終盤までもつれたオリックスとの6連戦の2戦目、9回に外崎がセンター前ランニングホームランで2点を勝ち越し。守護神増田が1点を失ったものの、後続を抑えて4-3でなんとか逃げ切った。

連勝のライオンズが4連勝。好投の先発榎田は5回2失点で勝ち負けつかず。今季初めて1番に起用された木村が2安打、うち1本が値千金の同点ホームラン。1犠打も決め、1番打者として十分な働きを見せた。

勝ちパターンがピリッとしない

今シーズンの平良、ギャレット、増田はランナーも出さないような完璧な内容が多かったものの、最近になりランナーを背負い、失点する場面も目立っている。

この試合でも、平良、ギャレットが四死球でランナーを背負う内容。増田は連打で招き失点した。先発陣が早く降板する試合が多い今季は、リリーフ陣に大きな負担がかかる。勝ちパターンの3人もお疲れだろうか。ただ、3人そろってお疲れでは困る。もう少しピリッとした内容を期待したい。

無策のベンチ

8回2アウト満塁で勝ち越しの大きなチャンス、スパンジーが空振り三振でチャンスが潰れた。この場面、3ボール1ストライクからボール球に手を出してピッチャーを助けると、最後もボール球に手を出して空振り三振となった。

三振がダントツで多いスパンジーに対して、制球が定まっていないピッチャーヒギンスであったが、ベンチは何らサインを出すことなくチャンスは潰れた。今シーズン、スパンジーが3ボールからボール球に手を出した上、結局三振してチャンスを潰す打席を何度見たことだろうか。

コントロールがいい投手であればまだしも、制球が定まっていない投手に対して3ボールの時点で、待てのサインはないのだろうか。待てのサインは出さないという契約でもあるのだろうか。外崎の一打でなんとか勝利を収めたものの、8回の場面で勝ち越していなければならない試合であった。無策無能のベンチの采配が残念である。

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