【日本ハム8回戦】打線に続き、リリーフまで背信、3連敗で借金4

2020年8月8日 日本ハム戦

先制、逆転、中押しと中盤までは理想的な展開で連敗脱出に向けて勝ちパターンをつないだが、今季調子の上がらない平井が誤算。4点リードを守り切れず、平井、宮川、ギャレットで1イニングに5点を失い、逆転を許した。

打線は、得点こそとったものの、4回、6回、8回には1アウトで3塁にランナーがいる状況でいずれも無得点。取るべき点が取れずにリリーフが力尽きた、投打が噛み合わない典型的な試合展開となってしまった。ライオンズは3連敗で借金は今季最大の4に膨らんだ。

早すぎる継投

先発の降板が早すぎる。松本が5回88球2失点で降板。4点リードがあり、6回も投げさせてもいい内容であった。

今季はリリーフ陣が強くなったとはいえ、平井、平良、ギャレット、増田のうち、平井だけは全く調子が上がらない。その中で、5回で先発を降板させると、勝ちパターンの4人が1イニングずつ投げ切ればいいが、何かあれば1人足りなくなるのはこれまでの戦いでも明らかであった。

そしてこの試合でも、平井がピンチを招き、宮川に交代。その宮川が1死も取れずにピンチを拡大すると、ギャレットが逆転打を浴びるという最悪の展開。

松本を6回まで引っ張っていれば、平良、ギャレット、増田で逃げ切れたところ、松本の交代が早すぎるがゆえの敗戦。スパンジーなど、打てない野手を我慢強く使い続けるベンチだが、先発に対しては我慢が効かない。

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