【日本ハム6回戦】投打が噛み合わず1日で5位に再転落

2020年8月6日 日本ハム戦

4位に戻ったライオンズがわずか1試合で5位に逆戻り。先発與座が初回に3点を失うと、4回にピンチを招いて早々に降板。リリーフした小川が打たれて失点すると、中継ぎに回っている今井も失点。

元気のないライオンズ打線は3点を返すのがやっと。5-3で敗れたライオンズは再び5位に転落。2番森、3番山川が相変わらずのブレーキで重すぎた初回の3失点であった。

テンポがいいピッチングの意味

與座はテンポがいいピッチングを理解していないようである。おそらく投球間隔が短ければテンポがいいと思っているのであろう。

投球間隔が短く自分のタイミングで投球できないのであれば、テンポがいいとは言えない。テンポを気にするあまりだろうか、コントロールが悪く、逆球が多い。ボール球をどんどん投げ込んだところで、打者が有利になるだけで無意味である。

森のリードのせいか、ストレートの割合も多く、ほとんど緩急を使っていないピッチングであった。すでに2勝を挙げたピッチャーであるなら、今後はもっと頭を使って投球すべきである。

継投に失敗したベンチ

ベンチはまたしても継投に失敗。失敗するのが当然の投手起用である。與座が満塁のピンチを迎えて降板。この試合の與座は出来が悪く、このタイミングでの降板は問題ないだろう。

しかし、左打者の西川に対して、左の小川を登板させた。またしても左右病である。左打者を抑えられないことがデータで明らかな小川を起用し、西川に打たれて失点。結局、小川はワンポイント起用であった。ワンポイントに左打者を抑えられない左投手を起用するのはあきらかにベンチの采配ミスである。

小川の後は、宮川を起用したが、左打者の近藤にも宮川を変えることなく続投。左打者でも宮川でいいのであれば、最初から宮川でよかたのではないか。小川より強い球が投げられる宮川を起用すべきであった。

つながらない打線を嘆く前に、ベンチは左右病を治す方が先である。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。