2020年7月29日 ソフトバンク戦
昨日の今井に続いて松本もひどいピッチング。立ち上がりに失点が多い松本は立ち上がりを意識して登板したとのことであるが、初回に2点を失うと、2回にも1点を失う相変わらずの内容。
立ち上がりが悪いだけでなく、味方が1点反撃した直後に失点。失点を回避しなければならない場面でことごとく失点。5回4失点でマウンドを降り、降板後には「課題にしていた立ち上がりの入り方がまた今日も良くなかったです。次回登板ではとにかく立ち上がりに注意して投げたいと強く思います」とコメントした。10日間空いた後の登板でこれまでと変わらない内容にもかかわらず、次の登板があると思えることが不思議である。
不調の打線は大幅に組み替えて試合に臨んだが、松本が失った4点を取り返すことができず、ソフトバンクを上回る8本のヒットを放ちながら得点は2点のみ。連敗で勝率は5割に逆戻りとなった。
組み替えた打線
打線を組み替えたこの試合、これまで2番を打っていた源田が9番に下がった。源田の調子が悪いことを考慮したのか、9番から1番へのつながりを意識したのか、組み替えた意図は分からなかった。調子が悪い打者を9番に下げるというのであれば、栗山と中村以外は全員9番打者にする必要があるだろう。
栗山を除くスタメン8人が三振を喫し、2番森、3番山川がそれぞれ3三振であった。森、山川ともに金子にアドバイスでも受けたかのような見事なかかと体重。4打席目にようやく森が森らしい打球を左中間に運んだのが唯一の光明だろうか。
結局得点を奪ったのは、木村のソロホームランと中村と栗山の連打だけで、打線を組み替えた効果は全くなかった。リリーフした3人の投手が無安打、無失点に抑えただけに、先発松本の酷い投球と機能しない打線が残念で仕方がない。