2020年7月28日 ソフトバンク戦
今井が相変わらずの内容。先制点をもらった直後に失点、さらにリードを広げてもらった直後に失点。4回2/3で106球4失点でマウンドを降りた。
4回以降は無安打だった打線に、リリーフ陣がメッタ打ちにあって4-9で逆転負け。今井は同点で降板したため、勝ち負けは付かなかったが、野手のリズムを作れない投球内容であった。14安打を浴びてソフトバンクの打線を調子付かせてしまった6連戦の初戦としては最悪のスタートとなった。
1軍で投げさせるべき投球ではない
試合前に「変化球でカウントを整えられればと思っている」と話した今井であったが、いい直球が投げられてこそ、変化球が活きるのであるが、変化球でかわそうとするコメントにしか聞こえなかった。
そして結果は、直球が相変わらずのシュート回転。千葉マリンで投げた時は風の影響でシュート回転したボールがかなり変化していたが、風がない福岡ドームでもひどい変化であった。おそらくベース半分ほどの変化量があったのではないだろうか、ボールの行き先はボールに聞いてくれという感じであろう。
現状では1軍で投げさせるべき内容ではない。ましてや6連戦の初戦を預ける投手では決してない。このまま投げさせても今井にとってもチームにとってもいいことはないだろう。首脳陣が今井に幻想を抱くのはやめ、一度今井を2軍に落としてシュート回転を直すことが最優先である。
コメント
若手三羽カラスが全く機能していませんね。若いのに、活きが悪い。若さを前面に向かっていく姿が3投手には見られないです。
森のリードに苦言。左右にストレートか変化球のほぼ同じリード。しかも、ほぼ同じ高さのボールの配球。高低・緩急といったリードがなく、相手は読みやすい。2ストライク取ってからまた、同じボールを要求する傾向がある。最後どのように仕留めるかという筋書きがない。しかも、ピンチになると追い詰められたようなリードで益々、単純なリードに陥っている。投球の組み立て、相手の心理、データーなどを駆使したリードをしてもらいたいが、森ではそもそも無理か?森を指導できるコーチもいないのか?ロッテの柿田や楽天の太田は森と比べると相手の裏をかくよく考えたリードをしている。
攻撃陣。ソフトバンクは、打者、狙いを絞り、追い込まれたら打てない球はカットする、ボールを振らない、こういうことが徹底している。それと比べるとライオンズの選手はボールに手を出す、狙い球がはっきりしない。追い込まれれば簡単に凡打したり空振りしたり淡泊である。打てなければ、ファールで粘る、ボールを選ぶという基本ができていない。ただただ、来た球を振り回している。できているのは、栗山くらいである。相手が二線級であったり、ストレート主体の投手なら打てるが、変化球主体の投手、特に落ちる球を駆使しする投手には簡単に手玉にされている。ふたりのコーチの指導力も問われる。
コメントありがとうございます。
今井、高橋、松本はダメですね。高橋が少しだけいいかもしれませんが・・・。本田、榎田の方がまだ安心して見ていられます。
ライオンズ目線だとライオンズの粗ばかりが見えてくるので、他のチーム目線でも見る必要がありますね。
おそらくどのチームもコーチ陣は似たりよったりかと思っています。コーチが指導しても選手がやれないのか、コーチがそもそも指導していないのか、いずれにせよしばらくは後ろの4人に頼った采配になるでしょう。平井はそもそも今年はイマイチですが、それ以外の3人の調子が落ちてきたときに、先発陣や打撃陣の調子が上がっていればいいのですが。