2020年7月23日 ロッテ戦
5試合目の登板で與座がプロ初勝利を挙げた。初回、2アウトから四球を出し失点する悪いパターンでいきなり2点のビハインドとなり、今回もまたかと嫌な想いがよぎった。
ただ、打線が初回に1,2番の連打で2球で1点を返すと、2回には川越のプロ初ホームランで逆転に成功。すると、與座は3回以降、毎回ランナーを背負うものの、なんとか粘って無失点で5回を投げ切り、勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りた。
6回以降は、ライオンズの今季自慢の4枚の勝ちパターン平井、平良、ギャレット、増田が無失点に抑えて1点差を守り切った。5回アップアップのピッチングであったが、次回以降は6回以降もマウンドに立てるように頑張ってほしい。
外野の新戦力2人が躍動
開幕時には控えだった外野手2人が躍動した。
久々のスタメンとなった川越が1打席目の2回に逆転となるプロ初ホームラン。変化球を2球見切った後のストレートを完璧に捉え、打った瞬間に分かる当たりでライトスタンド中段まで打球を運んだ。初めてのヒーローインタビューで「スーパーな打者になりたい」というコメントの通り、今後のスーパーな活躍に期待したい。
一方、すでに1番に定着した鈴木は、打撃では初回先頭で初球を2塁打にして源田のヒットで生還。守備では、8回にギャレットが井上に打たれたセンターへの大きな当たりをスーパーキャッチした。打たれた瞬間は逆転されたかと思った当たりの打球は、センターフェンスに一直線。だが、フェンスに直撃する直前、鈴木がジャンプ一番フェンスに激突しながら好捕して大きなピンチを救った。
森がスタメンから外れ、外崎、山川の調子が全く上がらない打線の中、クリーンナップの復調までの間、鈴木と川越の活躍が続いてほしい。