【ロッテ6回戦】相変わらずの今井も打線が奮起し逆転勝利

2020年7月21日 ロッテ戦

本拠地で初めて観客を迎えた試合、先発今井が毎回のようにピンチを迎えて失点を重ねたが打線が奮起し逆転勝利。5回3失点でマウンドを降りた今井が今季2勝目でホーム有観客試合初戦を勝利で飾った。

いろいろなことが起きた試合であった。初回にはスパンジーと鈴木のお見合いによる2塁打。木村が2つのファインプレー。さらに代走のランナー山田に打球が当たりアウトにもなった。

その中でも、初回にお見合いをした2人が共に3打点で勝利に貢献した。特にスパンジーは同点打を含む3安打3打点。ただヒーローインタビューに上がったのは鈴木将平の方であった。プロ初のヒーローインタビューでもしっかりと話し、「すぐに秋山さんの後釜にはなれないかも」とコメントしたが、これまでは秋山の後釜として十分な働きであろう。今後は決してお見合いなどないように、センターとして積極的にプレーしてほしいところである。

投手起用には疑問

解説の兄やんは今井を5回でスパッと見切ったのは辻監督のファインプレーだと言ったが、果たしてそうだろうか。

エースになるべく期待を寄せているのであれば、5回裏に逆転した後、6回も続投させるべきではないだろうか。中5日となり、休養日が1日短くなったものの、100球にも到達しておらず、ピンチばかりではあったが自分で白星を勝ち取らせるべく投げさせてほしかった。これで2勝目だとは思ってほしくはない。できれば2番手で登板し、6回を3者凡退に抑えた宮川に白星をあげたいくらいである。

さらに、5回で今井を降板させたことで、6連戦の初戦から宮川、森脇、小川、田村と4人ものリリーフを使うことになってしまった。リリーフ陣を休ませながら使う今季は、少しでもリリーフ投手を使わないことが大事である。投手起用には疑問が残る試合であった。

打線は初戦からいい滑り出し

今井が失点を重ねる中、中村が反撃の一発。逆転の5回にはあわやの当たりがフェンス直撃のシングルヒット。全打席出塁する活躍であった。

不振の森にも2安打が出た。特に、5回にはボテボテの内野安打から、スパンジーの同点打に鈴木の勝ち越し犠飛。久しぶりに山賊らしい打線の繋がりが見られた。6連戦の初戦として、打線の方はいい形で終えることができた試合であった。明日以降の試合にも打線には期待ができるであろう。

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