2020年7月12日 ロッテ戦
2勝2敗のタイで迎えた6連戦の最終戦。先発の與座は6点の援護をもらいながら勝ち星を上げることはできなかったが、チームは栗山の活躍で勝利し、ロッテに勝ち越して6連戦を終えた。
與座は4回2死で無念の降板。白星まであと一人であったが、非情の交代ではなく納得の交代であっただろう。4回2/3を99球、8被安打で4失点であった。5回に2死まで取ったが1点を失い、さらに打席には好調のロッテ井上。一発が出れば同点の場面で交代は致し方ないだろう。
5回にランナーを出さなければ、点を取られていなければ、5回完了まではマウンドに立っていただろう。初白星は遠いが、来週もまた先発のチャンスはあるだろう。次回與座の登板ゲームでもまた打つと宣言した栗山にも期待したい。
栗山がまたチームを救う打撃
先日の同点2ラン、勝ち越し押し出し四球に続き、この試合でも栗山の打撃がチームを救った。
先制打は栗山の2塁打。與座がすぐに逆転されたが、再逆転したあとは栗山の3ランでリードを広げた。ロッテ6連戦の3勝のうち2勝は栗山の打撃がもたらした勝利であった。中村が死球の影響で出場がない試合が続く中、頼れるベテランの活躍である。
木村が3試合ぶりの打席
鈴木が1番センターを確保しつつあり、川越がライトでスタメンに起用され、ベンチを温める場面が増えた木村が久しぶりに打席に入った。8回にノーアウト1,2塁のチャンスでスパンジーが最悪の併殺に倒れ、2アウト3塁の場面。なんとか追加点が欲しい場面で、この試合3三振の呉に代わって代打で登場した木村であったが、結果を残すことはできなかった。
1打席だけの出場で結果が出ないのは仕方のないことではある。しかし、代打として十分に準備していたのだろうか。初球の変化球は甘めの高いボールであったが、バットを出すことはなかった。
代打が初球に手を出して凡打に倒れたとしても、クソボールを振ってない限りは責められることは決してない。積極的に打ちに行く場面で手を出せなかったのは準備不足と言わざるを得ないのではないだろうか。
川越もヒットが出ない打席が続く中、今後は先発投手によってスタメンが川越と木村で変わるのではないかと予想する。