2020年7月2日 オリックス戦
いきなりのスパンジーのエラーに始まり、いろいろなことが起きた試合であった。
先制されたライオンズは3回に追いつくと、5回に勝ち越し。6回に追加点を奪うが、7回に中村のエラーも絡んで平井が同点に追いつかれた。同点に追いつかれた直後の7回裏、森の2点タイムリー2塁打が決勝打。8回にも追加点を奪ったライオンズは今季最多の15安打で9得点を奪った。一度は追いつかれた平井が今季初勝利を挙げた。
いまいち調子が上がってこなかった上位打線が、スパンジー3安打、源田2安打、森3安打で復調の兆しを見せた。特に源田の最終打席2本目の安打は、源田らしい逆方向への当たり。おそらくこれで源田の打撃は戻ってくるだろう。今後勢いに乗る大きな勝利になったのではないだろうか。
いろいろあった試合
初回にスパンジーのエラーがきっかけで先制点を許したが、2回にはオリックスのジョーンズのエラーでライオンズが反撃。それぞれのチームの助っ人の外野手のまずいエラーであった。
さらに7回には、審判が協議の上、判定を取り消した。オリックス大城のスクイズに対して、森が補球したのはファールゾーン。だが、球審は森の体で見えておらず、一旦はフェアと判定し得点が認められたが、森のアピールで審判団が協議。協議の上、ファール判定で試合再開となった。
この場面、無観客試合ながら審判は場内放送を行った。誰に対するアナウンスだったのか、と思えるシーンであった。
さらに、協議中にスクイズの場面がリプレイされたが、森は右手でつかんだボールを持ったまま左手のミットでランナーにタッチを試みていた。無観客試合のアナウンスに加えて、森の空タッチと、立て続いたコントが見られた場面であった。
3戦終えてライオンズが2勝1敗折り返しとなった。