【オリックス戦第2戦】2安打の完封負けで連勝はストップ

2020年7月1日 オリックス戦

オリックス第2戦、エース候補の今井が苦しんでいる。今シーズン初登板と同様、ランナーを出してホームランを打たれて崩れた。

5回までは四球こそ与えたもののノーヒットピッチング。しかし、6回の先頭打者を四球で出すと、続くオリックス吉田に許した初ヒットがライトフェンスを越えた。失点するとずるずると崩れ、リリーフした宮川の押し出し四球もあり、結果的に今井は5失点。

一方の打線はオリックス先発の鈴木にノーヒットに抑えられると、8回に中村がこの試合の初ヒットがやっと。オリックスの投手陣がよかったのではあるが、結局2安打で完封負けを喫した。

いいボールを投げるものの勝てない今井である。原因は四球の多さか、集中力の欠如か、あるいは精神的に脆いところなのだろうか。期待が大きいだけに、圧倒的なピッチングを見たいが、そのためには今井の技術的精神的なさらなる成長が必要だろう。

一方、チャンスで先制点が奪えなかったことも今井を追い込んだのかもしれない。3回ノーアウト1,2塁のチャンスで先制点を奪えていればかなり違う展開だっただろう。この場面でランナーを進められなかった金子の三振が痛かった。ベンチは金子に送りバントという選択肢はなかったのだろうか。

極端な守備シフト

この6連戦でオリックスが大胆な守備シフトを敷いている。

森や川越の打席でセカンドがライト前に守っているのである。シフトの逆に打たれてヒットになってしまうことはシフトを敷くことの宿命であるが、この試合ではシフトが失敗したと言える間抜けな場面があった。

9回、森が放ったゴロはセカンドへ飛んだ。ライト前で守っていたセカンド大城はゴロをファーストに転送したものの、1塁はきわどいタイミングでセーフ。深すぎた守備位置が仇となってしまった。

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