2020年6月28日 ソフトバンク戦
長かった同一カード6連戦がようやく終わった。
最後は森のサヨナラ打で決めた勝利で3日連続の逆転勝利。4勝2敗で宿敵ソフトバンクに勝ち越して6連戦を終えた。
先発與座が1,2回で3点を失う苦しい立ち上がりだったが、尻上がりに調子を上げ、3回以降は6回までノーヒットピッチング。6回99球3失点であった。まだ勝ち星をつかんでいないものの、2試合連続クオリティースタートで内容のある投球であった。
川越が初打席
期待の川越が代打でプロ初打席を迎えた。初打席の結果は三振だったものの、そのまま金子に代わってセンターの守備に就き、9回裏に第2打席を迎えた。
先頭打者で迎えた最終回は追い込まれたものの、冷静にボール球を見極め四球で出塁した。この出塁から最終的にサヨナラのホームを踏んだ。初ヒットこそお預けになったが、金子の調子が上がらないままであれば、川越はどんどん増えてくるだろう。初ヒットが生まれる日は近い。
ギャレットがいい
3連投となったギャレットがいい。3連投の投球はすべて三者凡退。1勝2ホールドの大活躍である。ストレートが早く、厳しいところに決めるコントロールがある。
外国人のリリーフ投手ではなかなか当たりを引かないライオンズが久しぶりに当たりを引いた感じである。森のサインに首を振る場面が目立つが、このままの調子で投げ込んでいけば十分に活躍が見込めるだろう。
この試合のベストプレー
この試合のベストプレーは、源田の守備である。
6回から7回、8回と與座、平井、ギャレットがパーフェクトピッチングで迎えた9回、守護神増田は簡単に2アウトを奪った。ここでソフトバンク牧原の打球は三遊間への深い当たり。バックハンドで補球した源田はステップすることなく振り向きざまにファーストへのストライク送球。間一髪で1塁アウトとなった。並みの遊撃手であれば、右足で踏ん張って送球するところであろうが、その場合には1塁セーフになっていた打球であった。
9回三者凡退に抑えたこともサヨナラ勝ちを導いたと言えるだろう。価値のあるたまらん守備であった。