2020年6月20日 日本ハム戦
開幕カードの2戦目。先発松本が6回1/3を2失点でまとめたものの、打線が外崎の本塁打による1点に抑えられ、ライオンズは2戦目で今年の初黒星を喫した。
踏ん張った投手陣
松本を継いだ平良、宮川、森脇のリリーフ陣がいずれも今季初登板ながら無失点に抑える投球をみせた。宮川と森脇はピンチこそ迎えたものの、無失点に切り抜けられたのは収穫だろう。
一方の松本は被安打3ながら5四球を与えて2失点。特に失点したイニングは、近藤にストレートの四球を出した後、中田にもボール先行でストライクを取りにいったところを痛打された。内容的には自滅と言っていいだろう。
2失点で7回途中までゲームを作った内容については評価できるが、次戦以降は四球を減らし、ストライク先行のピッチングが課題になる。
練習試合の打線の勢いがない
まだ2戦目ではあるが、打線に活気がない。栗山が一人猛打賞で気を吐いたが、7安打を放ちながら奪った得点は1点のみ。中村と木村が依然として今季ノーヒットである。
特に中村は、2戦で5三振と完全に打線を止めてしまっている。一方の木村は、比較的捉えた打球を放っているものの、運悪くヒットになっていない印象である。2人に早く1本のヒットが欲しいところである。
さらに2戦目では、1番スパンジーが4三振。左投手の外に逃げるスライダーには全く合わないようである。1番候補だった金子は相変わらず、調子は停滞したままであり、打線の繋がりに不安が残る敗戦となってしまった印象である。