オープン戦 ヤクルト戦
ライオンズは本拠地に帰ってきて初めてのオープン戦。ここまでのオープン戦で打たれまくっていた先発の本田は、背水の先発となった。
その本田は、ランナーこそ許すものの3回までは無失点。4回に2連続四球からタイムリーヒットを打たれて1点を失ったが、1アウト2,3塁から源田の絶妙な守備で本塁封殺し、追加点は阻止した。
4回を投げた本田は74球2被安打1失点の好投であった。本田の後は、リリーフ陣は平井が1点を失った以外は無失点で繋いだ。
一方の打撃陣は、15安打で7点を奪って快勝した。山川が4打数4安打1本塁打で本拠地オープン戦1号を放ち、無観客どすこいを披露した。
森の好走塁が光る
1回には2アウト1塁に残ったランナー森は、山川の打球(記録は内野安打)をショートが送球が少し逸らした間に3塁へ進塁した。
さらに、7回には1塁に金子を置いた森が左中間に単打を放った。ワンバウンドでセンターが処理したが、スタートを切っていた1塁ランナー金子は3塁を回ってホームイン。本塁に送球される間に打者走者の森は2塁を陥れた。
先日も山川の単打で1塁から森がホームまで返ってくる場面もあり、今年の森は走塁面で非常に面白い存在になっている。
金子は1番に定着できるか?
試合後に辻監督は金子について、「今日は右打席でヒットがでてよかったが、左打席でどうだろうか。1番に定着してくれるといいのだが。」とコメントした。まだ1番としては迷っているようである。
この日は安打こそ出たものの、初回初球を打ってポップフライ。これまで四球も少なく、安打がでなければ出塁率が低くなってしまう。ここまで1番打者として金子を使っているが、スパンジェンバーグ、外崎、源田をテストしてみることはないのだろうか?