今井の乱調でソフトバンクに1勝リードを許す

10月10日 ソフトバンク戦

初戦を落として対戦成績がタイになった大事な2戦目であったが、今井は昨年のクライマックスシリーズの借りを返すことはできなかった。

立ち上がりから失点を繰り返し、3イニングで6失点。リリーフした佐野とマーティンも1点ずつ失い合計8失点。

打線が6点を返し、9回には一打同点の場面まで作ったが、山川が倒れてゲームセット。

対戦成績は1勝2敗となり、ソフトバンクに先行を許した。

今井の不甲斐ない投球

試合前の今井のコメント
 先制点を与えないことが大事。
 低めに丁寧に集めて、大胆に行くところでは強いボールを投げたい。

これが試合になってみると、立ち上がりからボールが高く、全ての球種がコントロールできない。さらに、初回に1点を失うと、2回、3回もずるずると失点。最後まで制球が戻ることなく、2回2/3イニングを6失点でKOとなった。

試合後の今井のコメント
 真っすぐも変化球も浮いてしまった。

遅すぎた今井の交代

初戦では平井がピンチを迎えただけで点を失う前に交代させた。

一方、このゲームでは今井が6点を失うまで交代させなかった。

辻監督は「(試合前のブルペンは)今シーズンで一番良かったんじゃないかな。」とコメントしており、交代時期が遅れてしまったのではないだろうか。

ただ、試合を見ていれば、素人でも今井がダメだったのは分かるはずである。

1回、2回の失点までは我慢できるが、3回に先頭から2連続2塁打で3点目を失った時点が代え時だったと思う。しかし、降板させずに2ランホームランを献上。ここでも降板はなかった。さらに1点を失ってようやく辻監督がベンチを出た。

短期決戦だからと言って早め交代いいとは思わないが、3点目を失い先制タイムリーを打たれた中村を迎えた時点で代えるべきであった。結局、序盤の失点が響いた敗戦。

初戦は継投で敗れたが、2戦目も継投で敗れたと言っても過言ではない。

今後の今井

この後の試合は、ブルペン待機の可能性があると報じられている。また、先発予定だった松本航もブルペン待機と報じられている。先発投手をブルペンに移動させて勝てるのであれば、誰でもそうするだろう。

今井のブルペン待機はやめるべきだろう。

万が一、6戦目にまでもつれた場合には、5戦目ニールの後の先発がいなくなってしまう。投げてみないとどうなるか分からないが、ハマれば素晴らしい投球をする今井である。今井には6戦目の先発の準備をさせるべきだ。

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