松本4勝目も未だQSはゼロ

6月30日 オリックス戦

6月最後の試合を勝利で収めたライオンズは、交流戦後最初のカードを勝ち越しで終えた。

先発の松本は5回107球3失点で4勝目。ホームスチールを含む4盗塁を絡めて10安打11得点と効率よく点を重ねた打線に助けられた勝利となった。

松本の投球内容

試合後のインタビューで、辻監督は松本の投球には明らかに納得していない様子であった。

実際、初回は3者凡退で終えたものの、2回以降は5回まで複数安打を打たれた。粘って3失点で切り抜けたものの、とにかくボール球が多く、テンポが悪い。

ストレートはお辞儀し、変化球で交わそうとするピッチング。もっと強いストレートを投げて、ストライクゾーンで勝負できないと、変化球で交わす投球ではいつまでたっても球数は減らず、QSを達成することも困難である。

打線に勝たせてもらっているうちに、ピッチング技術を向上させる必要があるだろう。そうでなければ、野手にもリリーフ陣にも迷惑をかけている現状では、先発投手が揃ったときにローテーションから外される可能性もあるだろう。

高橋光成には直球が持ち球であることを説教した辻監督であり、その説教によって投球内容がよくなった高橋光成であるが、松本航にも同じように説教する必要があると思われる。

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