5月4日 楽天戦
今シーズン2回目のサヨナラ勝利でライオンズが楽天に初勝利を飾った。
先発多和田は援護をもらっても、リードを吐き出すピッチングで、辻監督は6回に勝ち越しを許した時点で早々に多和田を諦めた。森の本塁打で一度は同点に追いついたものの、リリーフの平井、マーティンが相次いで失点し、2点ビハインドで9回裏を迎えた。
楽天の守護神松井に対して、1塁に四球の外崎を置いて代打メヒアがサマサマ弾をライトスタンドに突き刺し、延長戦へと持ち込んだ。
10回、11回は増田が2イニング回跨ぎでピンチを作りながらも無失点に切り抜けると、11回の裏、相手の失策から出たランナー中村を2塁に置いて、金子がセンター前に打球を運び試合を決めた。
先制した後のゲーム流れが非常に悪く、9回にマーティンが失点をした時点で負けを覚悟したが、やはり今年のライオンズも最後まで諦めてはいけないことを再認識した。
中村の激走
サヨナラのランナーとなった中村である。中村の足は全く遅くはないが、中村よりも足が速いであろう山野辺などの選手を代走に出すことはなかった。
その中村は、センターが前進守備の中、金子のセンター前ヒットに躊躇することなく本塁突入。タイミングは微妙であったが、中村のスライディングがうまかった。タッチをかいくぐり、サヨナラのホームインとなった。
楽天ベンチは何故かリクエストを要求せず、試合が決着した。中村が出塁した失策の場面で、楽天はリクエストを失敗していたが、残りのリクエストがないのだろうか。(延長になったらリクエストが1回追加されると認識しているが、小生の誤解であろうか。リクエストの回数についてどこの規定されているのか分かりませんでした。)
審判の不可解な判定
先日ナゴヤドームで審判よそ見事件がおきた。この試合でも、よそ見ではないが、おそらく見えていないだろうと思われる状態で審判がジャッジした。
1点リードされた7回裏、2アウトで1塁に金子を置いて、源田の打球はレフト線への大きな飛球。レフト島内は追いつかず、打球はフィールドに落ちたが、三塁塁審はコールを躊躇し、しばらくしてからファールをコールした。
躊躇したのは見えていなかったからであろう。映像を見ると、島内の足元とボールが落ちた場所が重なっており、審判は見えていなかっただろう。結局、リクエストは実らず、ファール判定のままとなった。判定を覆すだけの映像がなかったのであろう。
別の角度の映像ではフェアだった可能性があり、フェアであれば、同点に追いついていただけに残念な判定であった。
ファール判定をフェアに覆した場合には、再開する際のランナーの配置に問題が生じるが、フェア判定をファールに覆した場合は、そのような問題は生じない。不明であればフェアをコールしておけばよかったのではないかと思う。
コメント
リクエストについて一言
昨日は、広島でも退場処分があった。勿論内容は違いますが、もう少し審判団もよく見て、納得のいく説明が欲しいです。特にソフバン戦に関しては
そうでないと、昨日みたいなことが起こると思います