まさかの愛斗の殊勲打!試合を決めたのは守備力の差か?

打てども打てども

先発投手不足で2軍で2試合で防御率0.95の相内にチャンスが回ってきたが、チャンスを活かすことはできなかった。これまでの6回の先発のように自滅しなかった点は評価できるものの、3本塁打を浴びたのは力不足と言わざるを得ないだろう。

打線が援護するが、相内が抑えられない内容がリリーフ陣にも影響し、打線が点を取っても取っても失点し、初戦に続く延長戦となった。

試合を決めたのは、栗山の代走で途中から出場していた愛斗であった。10回、2アウト1塁からサード鈴木のグラブの下を抜けるレフト線へ、愛斗のプロ初ヒットとなる2塁打で1塁ランナーの森は長躯ホームイン。

この1点を守り切りライオンズが3連戦を2勝1分けで勝ち越して終えた。

守備力の差か?

1点リードの9回裏、守護神増田が打たれ、2アウト1,3塁からライト線へのタイムリー2塁打を浴びた。しかし、1塁ランナー清田は本塁タッチアウト。

ライト木村、セカンド外崎の完璧な中継プレーでサヨナラの得点を阻止した。前日の試合でも完璧な中継を見せた木村と外崎のプレーであった。

一方のロッテは、10回に愛斗のレフト線への2塁打に対し、レフト角中、ショート三木が繋いだがホームは間一髪間に合わず森がホームイン。

外野からの中継プレーという意味では同じ場面であったが、セーフとアウトを分けたのは、肩の強さの差だっただろう。打撃だけでなく、守備でも投手を助ける野手陣は心強いことこの上ないが、投手陣にはもっとしっかりしろと言いたい。

ちなみに、愛斗のヒットはサード鈴木がラインを閉めていたが取れなかったのである。

決して、鈴木が下手というわけではないが、上手な三塁手であれば取れていたかもしれない。鈴木は内野でコロコロと守備位置が変わり、守備位置が変われば難しいこともあり同情の余地はある。この試合でも1塁から3塁に変更になった最初の打球が愛斗の打球であった。

この3連戦は守備のミスが相次いだこともあり、改めて守備を見直すきっかけになればいいのではないだろうか。

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