19安打16得点
日本ハムがオープナー制を採用したこの試合で、ライオンズ打線は日本ハム先発加藤こそは抑えられたものの、その後出てきた投手陣を打ちまくって大勝した。
19安打で16得点、森、外崎、メヒアが本塁打を放つと、先発今井は7回を132球3失点に抑え16-3で日本ハムに勝利を収めた。
勢いづく打撃陣
3回に秋山が泳がされながら、ライト線に2塁打を放ち先制すると、森が今季1号となる3ランを放ち、一挙に5得点。さらに5回には打者1巡の攻撃で7点を挙げ、5回までに試合を決めた。
相手より1点でも多く取れば勝てるのが野球であるが、打撃のチームであるライオンズは打線が調子に乗っていく必要があり、このような大勝が明日以降の打線をも活気づけることは間違いなく、いい勝利であった。
特に、メヒアに1本ヒットが出たこと、それが本塁打となったこと、さらにルーキー佐藤にプロ初ヒットが出たことは大きな収穫であろう。1本出たことで、今後の試合で、プレッシャーを感じることは少なくなるだろう。
今井が132球
昨日の多和田ほどではないが、今井もコントロールが悪く球数が多い投球となってしまった。4回までに5つの四球を与え、コントロールに苦しんだが、4回までは無失点に抑えた。
12点の大量援護をもらった5回に西川に被弾し1点を失うと、味方のエラーもあって2アウトながら2,3塁のピンチ。ここで、2塁打を浴びてさらに2点を失ってしまった。
100球を大きく超えながらも7回まで投げさせたのは、首脳陣からの喝の意味もあったのかもしれないが、5回の2アウト2,3塁の場面で投手コーチが喝を入れに行ってもよかったのではないだろうか。
次回は、コントロールよく投げるピッチングを期待したい。