3度目の正直でプロ初勝利
ローテーションの6番手に抜擢された本田圭佑がプロ初勝利を挙げた。
立ち上がりはコントロールが悪くその後の展開が不安であったが、1,2回で8点の援護点をもらったおかげで、尻上がりに調子をあげた。
打線が8点を奪ったあと追加点を奪えず、逆に投手陣がじわじわと失点した。最終回に2点差にまで詰め寄られたが、最後は素晴らしい当たりがファーストライナーで併殺となり試合終了。最後は運が味方した形となったが、なんとか3連勝を飾って勝率を5割に戻した。
先発本田
速球は140キロ前後、コントロールが良いわけでもなく、当然のように苦しいピッチングが予想された。
その予想に反して、立ち上がりを無失点で抑えると、2回から4回までは3者凡退。5回にレアードに2ランを被弾したが、ここまでは許容できる範囲であろう。7回にもマウンドに上がったのに1死も取れずに2ランを打たれて降板した点だけが残念である。
ホームランを打たれたのはいずれも外国人への初球である。これを反省に次の登板につなげてもらいたい。プロ初勝利で少しは自信になるのではないだろうか。次も先発のチャンスがあるはずである。ぜひ期待したい。
金子が負傷交代
金子が左足首をひねって交代した。2盗を決めた際にキャッチャーからのボールが外野を転々とする間に3塁へ向かったのであるが、ベースを踏む際に左足首をひねってしまったのである。
はっきり言って金子の不注意であろう。せっかく1番として我慢して起用されている状況で、不注意で怪我をするのはもってのほかである。
治療後にも試合への出場は続けていたため、大事を取った交代であることを祈りたい。