宿敵ソフトバンクに圧勝
2019年のオープン戦、カープに2連敗して開幕したライオンズは、宿敵ソフトバンクと敵地ヤフオクドームで対戦した。
ライオンズは13安打11得点、栗山と山川に本塁打が飛び出しソフトバンクに圧勝した。
開幕カードで当たるソフトバンクに圧勝するだけでなく、オープン戦の前の試合に続き、武田を打ち込んだ価値ある勝利となった。
若手打撃陣に課題あり
7回に登板したソフトバンクのスアレスに3回で6三振を喫した。主力が退いて若手に代わった後の出来事である。
粘った打者もいたが、少し簡単に三振しすぎである。若手がレギュラーを奪うためには、もっと泥臭く粘り強くアピールする必要があるだろう。
その点、栗山はさすがと言えるバッティングであった。オープン戦初出場となったこの試合で、貴重な本塁打をバックスクリーンに叩き込み、さすがの存在感であった。
金子が1番起用で目処が立ってきた
金子侑が2安打1四球で3出塁を果たした。
今年の試合を見る限りでは、金子のスイングがよくなったと思う。特に、ボールに強くコンタクトしようとするスイングに見える。このままの調子であれば、開幕1番での起用は十分にあり得るだろう。
ただし、2安打目のレフト前ヒットは、昨年同様の腰を引いたスイングであった。ヒットにはなったものの、反省すべき点ではないだろうか。
高橋光の先発ローテはまだ保留
先発の高橋光は5回を79球2失点にまとめたものの、この試合で先発ローテ当確とはならないだろう。
初回に味方打線が先制点を奪ったものの、1回裏にすぐに逆転される不安定な立ち上がりが課題である。それから依然としてコントロールはよくない。
榎田、内海が離脱した今、高橋には次なるチャンスも与えられるだろうが、先発ローテーションを掴めるか注目したい。