浅村と山川のMVPをめぐる戦い
2018年シーズンのパ・リーグMVPは山川の頭上に輝いた。
47本塁打で本塁打王の山川と127打点で打点王の浅村の一騎打ちとなった。個人的には走攻守すべてにおいて高いレベルで貢献した秋山がもっと評価されるべきであると思うが、投票した記者の目には47本塁打が印象に残ったということだろう。
1年を通じて4番を守って優勝に導いた山川には素直におめでとうと言いたい。
個人的にMVPに投票できるなら・・・
私が投票権を有するのであれば、「源田壮亮」である。
ゴールデングラブ賞とベストナインを獲得したが、打撃タイトルを取ることはできなかった源田であるが、その貢献度は秋山、浅村、山川に匹敵するものであると思う。
走力はもちろんのこと、広い守備範囲を誇る高い守備力である。エラーは目標としていた1桁には収まらなかったが、疲れが見えたシーズン後半に一気に増えてしまったこと、また1塁山川の下手くそな守備のせいで増えたエラーもあったことを考慮すると、エラー1桁という目標はほぼ達成したと言っても過言ではない。
源田の守備に防御率ワーストだった投手陣がどれだけ救われただろうか。菊池や多和田よりも評価されて然るべきである。そして、投票結果を見ると、1位に源田を投票した記者が1人いたのである。同じ目線で野球を見ているだろう記者がいたことは素直にうれしい。
来シーズンは、打率、出塁率を向上させて盗塁王を取ればMVPも夢ではないだろう。3年目の源田に期待したい。
コメント
私も山川の悪いポイントにあえて言うとすれば守備だと思います。観に行ったクラシック、天王山の時もやらかしていましたから。それも難しいのをと思ったら簡単なものをあっさりエラー、天王山の3連勝なんて今でも奇跡と思っています。
その点源田は、守備、打撃でも貢献してくれたそしてチーム野球をしたことが私の評価点です
反対に山川、移籍した浅村は個の野球に見えました。山川はホームランこそ正義、それは私はやめてもらいたいと思っています