2018年4月12日 ロッテ戦
ライオンズ移籍後初先発となった榎田が粘投し、ライオンズの連敗を止めた。
1回に外野のまずい守備により先制点を取られ、3回~5回は先頭打者にヒットを許すなど、苦しいピッチングであったが2回以降は点を与えず6回まで投げて、被安打5、失点2の上々の内容であった。
榎田を援護すべく、ライオンズ打線は2回に1点を返すと、4回には今季初スタメンの松井稼頭央のタイムリーで同点。さらに満塁から浅村の押し出し四球で逆転に成功した。
5回には炭谷のタイムリーで1点、6回には浅村のホームランで2点を追加し、優位にゲームを進めたライオンズは、最終回に増田が1点を失ったものの6-3で勝利し、連敗を2で止めた。
榎田の粘投
3回~5回はいずれも先頭打者に打たれたヒットからピンチを招いた。しかし、ロッテが選んだ作戦はいずれも犠打であり、ランナーを進められたものの、アウトを1つもらえたことが榎田の粘投につながったのではないだろうか。
ヒーローインタビューで調子は良くなかったとコメントしていたように、与四球1、与死球3が次回登板への課題であろう。
とはいえ、移籍後初登板でロッテのエース涌井に投げ勝ち、連敗を止めた榎田には拍手を送りたい。
点を取るべきところで取らないと苦しくなる
1回の先制のチャンス、1アウト満塁でメヒアがサードゴロ併殺に倒れた。
8回には、1アウト2,3塁から浅村が三振、続く山川も凡退し、無得点に終わった。
1アウトで3塁にランナーがいたケースでいずれも得点できなかった打線である。勝てたからよかったものの、取るべきところできちんと点を取る野球を徹底すべきである。
連敗を止めたライオンズの明日の先発は菊池。相手は楽天の則本だけに苦しい戦いが予想されるものの、連勝を期待したい。