2017年パ・リーグ全日程が終了し、秋山と菊池がタイトルを獲得

全日程終了

10月10日にパ・リーグの全日程が終了した。

ライオンズは、首位ソフトバンクから13.5ゲーム離れた2位。3位楽天とは2ゲーム差だった。

ライオンズから、秋山と菊池がタイトルホルダーとなった。

タイトル確定

秋山は首位打者と最多安打のタイトルを獲得した。

185安打で獲得した最多安打のタイトルは216安打を放った2015年に続いて2度目。2015年は.359の高打率を残しながら、ソフトバンク柳田に首位打者を譲ったが、今シーズンは.322で見事に初の首位打者のタイトルを獲得した。

例年、首位打者と言えば、シーズン終盤に打率を下げないために出場しない等の姑息(?)な作戦が取られるところ、秋山は全試合フルイニング出場で首位打者を獲得した。

秋山は9月以降は調子を落とし、打率が降下していた。最終戦まで不調が続けば、怪我で出場してなかった柳田の打率.310を下回る可能性がありながら、フルイニング出場を果たして首位打者を決めたのは素晴らしいの一言であろう。

一方の菊池は、最多勝(16勝)と最優秀防御率(1.97)の2冠となった。どちらも初のタイトルである。

2段モーションが不正投球として指摘された問題がクローズアップされた今シーズンであったが、この問題を見事に克服してタイトルを獲得した意義は大きいだろう。最多奪三振は楽天則本に逆転されてしまったが、来年に期待したい。

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