戦力外通告第1弾
レギュラーシーズンの終わると、CS、日本シリーズとともに、注目されるのが戦力外通告であろう。
ライオンズから戦力外通告の第1弾が発表され、7人の選手が戦力外と発表された。
上本達之
渡辺直人
鬼崎裕司
大崎雄太郎
木村昇吾
岩尾利弘
佐藤勇
の7選手である。
上本と大崎は引退、木村は現役希望、そのほかの選手は未定と伝えられている。
上本と渡辺の戦力外通告は残念
今シーズンは源田が加入し、外崎、山川など若がえりに成功したライオンズであり、ある程度ベテランの選手が戦力外になることは仕方ない。
しかし、上本と渡辺の戦力外は残念である。
炭谷、岡田、森の3人の捕手が1軍にいるとは言え、一人でもけがをしたら、と考えると上本の戦力外は早いのではないかと思う。炭谷のFA流出の心配はなくなったのだろうか。上本は指導者として是非ライオンズに残ってほしい人物である。
次に渡辺である。源田が加入し、内野の守備力がアップされた。しかし、控えを見ると呉、永江であり、1塁も守れる渡辺直人は残してもよかったのではないかと思う(残念ながら、鬼崎の戦力外は妥当であろう)。
戦力外通告第2弾はどうなる?
戦力外通告は第1弾にすぎない。第2弾が待ち構えている可能性も十分にあるだろう。
今年の戦力外通告を受ける可能性がある選手として、個人的な予想は、藤原良平、豊田拓也、誠、熊代聖人である。
平井、野田が戦力になり、年齢の高い中継ぎ投手は戦力外のターゲットになりやすいであろう。
一方、誠は何度か先発のチャンスが与えられたが、全くダメ。1軍で活躍できるメンタルを持っていないと思われる。
最後に熊代。個人的には好きな選手であるが、金子、外崎と内野から外野に移ってくる選手が活躍し、現在では外野と1塁とDHは飽和状態である。熊代を戦力外にするくらいなら、田代を戦力外にしてほしいが、辻監督のお気に入りである田代は安泰だろうか。
日本シリーズが終わるまでに、あと何人の選手がいなくなるだろうか。
コメント
誠は抑えとして化けないかの視点で育成している段階で、あと1年は見てみたい状況であると思います。私も田代外野手の戦力外を推したい。どう見ても化ける気がしない。打撃も守備も大したことないと見た。チャンスをとらえきれないのは力がないと見た。逆に、今一度木村外野手は見てみたい気がします。さて、みなさん!山川選手は、辻監督が獅子の子を谷底に落とすといった目論見があったと思いますか?辻さんの毛㎜買いを聞きたい。そのような状況で4番を任せられた山川は、大したものである。打席での危機感に迫った態度は初々しいし謙虚でいいやつだ!見かけに寄らないナイスガイである。田代に対する対応と、山川に対する対応!どうだったんですか辻監督!正直に答えてほしい!
一ファンが選手の生活権利を奪うようなことは如何なものかと常々思う。贔屓の選手を応援し一軍で活躍する姿を見たいのは古から同じ。しかしマネージやコーチング、指導能力が何時までも向上しない中間層、管理部門も整理したい。球団トップも同じで彼等経営層は継続的なチーム作りと球団運営に責任を持つからだ。管理指導層に言及したのは、舞台に上がる前に潜在能力有る役者を殺してしまうからだ。とは言え、コンプライアンスに欠けた選手は自業自得と心得、次の人生で真っ当な社会人として生きて行くべきだ。敢えて実名は伏せるが以前入団決まってから、また契約期間中に不祥事を起こした選手は一定の期間仕事でチャンスを与えられたが何ら成果も貢献もないなら自ら職場を変えることだ。本来仕事は与えられるものでは無く自分で勝ち取るもの。特に個人事業主として有期契約の社会であるプロ選手は。野球技術論からは逸れたが、未だ一軍レベルで脆弱なチーム力の向上を願う者のひとり言として容赦頂きたい。