十亀が失投に泣き2位争いの大事な直接対決を1点差で落とす

10月2日 楽天戦

楽天則本、ライオンズ十亀の投げ合いとなったこの試合、十亀の失投で決着がついた。

1点リードの6回、十亀は先頭打者のペゲーロに四球を与えると、続くウィーラーの初球。インコースを狙ったストレートが甘く入り、レフトスタンドへライナーで運ばれてしまった。

このホームランで逆転されたライオンズは1点差を詰めることができず、そのまま敗戦。

2位争いの大事な直接対決の2連戦の初戦を落としてしまった。しかし、まだ2ゲーム差。明日の先発はエース菊池である。

ライオンズのリベンジに期待である。

十亀の失投

ウィーラーに打たれたのはインコース高めのストレート。少し真ん中に入ってしまっただろうか。しかし、なぜ、あの場面でその球を選択したのか疑問である。

ウィーラーは前の2打席で2三振。外角の変化球に空振りしており、全くタイミングが合っていなかった。

さらに言えば、四球を次の初球。外国人バッターの初球である。

なぜ、インコースのストレートだったのか。岡田のリードなのか、十亀の意思なのか、少し不用意すぎた投球だったと思う。

もっと仕掛けられなかったのだろうか

1点リードの5回の裏、1アウトから秋山がスリーベースで出塁した。しかし、続く源田に対して何の動きもなく、あえなく三振で追加点を奪うことはできなかった。

一方で8回、ヒットを放った森に2アウトから代走水口が送られた。その水口は初球から走って2塁でタッチアウト。

この場面、打席は中村が入っており、長打で同点、あるいはホームランで一気に逆転を狙ってもよかったのかもしれない。

ビハインドの場面で積極的に仕掛けるのもいいが、リードしている場面で追加点を取る仕掛けも必要ではないだろうか。

負けられない試合ではあるが、負けられないという執念が采配から伝わってこないのは気のせいだろうか。

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