野上が今シーズン10勝目をプロ初完封勝利で飾る

9月23日 オリックス戦

9年目の野上が初めての完封勝利を挙げた。110球を投げ、被安打4、与四球1で素晴らしい投球内容であった。野上が先発だけで10勝を挙げた初めてのシーズンとなった。

バッテリーを組んだ岡田の好リード、追加点を奪う送りバント、ダメ押しのきっかけとなる2塁打を放つなど、バッテリーが活躍を見せた。

オリックスのルーキー山岡を苦手にしていたライオンズ打線であったが、この試合は5点を奪いノックアウトした。

5点を奪った攻撃は評価するが、8回まで投げさせる前にノックアウトしなければいけなかった。次回の対戦でも山岡には苦しめられるだろう。

勝ったライオンズは、ロッテに食らった3タテの連敗を止めた。

復活した浅村

どん底にあった浅村の調子が上昇カーブを描いている。

前カードのロッテとの3戦目で2本塁打を含む猛打賞を記録し、上昇の気配が見られたが、この試合では8回にダメ押しとなる2点タイムリーツーベースを放った。

打撃不振の影響が守備にも及んでエラーも多発していた浅村であったが、この試合では先発野上を助けるビックプレーが初回に飛び出した。

1回2アウトからセンターへ抜けそうなゴロを補球すると、振り向きざまに素早く1塁へ送球し、左打者のオリックス吉田を間一髪アウトにした。取ってからの投げるまでの速さは今までにない早さで、体のキレが戻ってきたと思われる。

スタメンに名を連ねた不振の長距離砲2人が打てない中、浅村の復活は残り試合は少ないが朗報である。

コメント

  1. 解説者の目 より:

    1回山岡攻略に、秋山浅村山川のポイントゲッターが積極的にファーストストライクを狙っての先制は見事だった。バッテリーは5番栗山にストレートの四球でDHのメヒア、ここでもう1点欲しかったところ。不振とは言え2門の大砲が6~7番に座っていると当たれば怖い打線だがずーっと機能しない二人は今や安全牌。二人を並べたらバッテリーの攻め方は同じ。ベンチはメヒアのハートに火をつける策を何か取ってきたのか疑問である。相手チーム例えばウィラーの必死な姿やアマダー、ペゲーロ、デスパイネ、ペーニャや日ハムのすし屋と目の前のロメロ、マレーロのスイングを見て外国人同士のライバル心を掻き立てる何かだ。ベンチ内でのコミニュケーションもとても大事なはず。会話相手も無く虚ろに座って試合を眺めているようじゃいい仕事は出来ないし自ら落ち込むばかりでは無いだろうか?2門の大砲のコストは10億近いはず。
    結果が何時までも悪いままなら出来高マイナスで半額位返納し、年俸以上に働いてる選手に差し出して欲しいと思う。

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