9月5日 ロッテ戦
連敗してホームに戻ってきたライオンズの先発は十亀。
ライオンズは初回に秋山のヒットを足掛かりに、森のタイムリーヒットで先制。さらに3階には1アウト2,3塁から栗山の犠飛で追加点を挙げた
2点をもらった十亀であったが、4回にノーアウト満塁のピンチから1点を失い、7回2アウトを取った時点で2塁にランナーを残して降板した。
しかし、十亀を継いだ野田が打たれて同点に追いつかれ、十亀は勝利ならず。
同点に追いつかれた直後、岡田のヒット、源田のバントヒットで作ったチャンスに、またしても森がタイムリーヒットを放ち勝ち越し。
さらに、相手のフィルダースチョイスと、栗山の犠飛で2点を追加し、3点のリードを奪った。
3点のリードを保ったままシュリッター、増田のリレーで締めくくり、連敗ストップ。野田がプロ初勝利を挙げた。
打たれた野田
打たれながらも味方の反撃で勝ち越してもらった野田にプロ初勝利が転がりこんだ。
打たれた場面は、7回2アウト、ランナー2塁。代打大嶺に粘られて、10球目をセンターオーバーされた。
1塁は空いていたが、フルカウントからボール球で勝負する余裕がなかったのであろう。ストライクゾーンで勝負を続けた結果、痛打された。
ボール球を投げられるような余裕が持てると、投球の幅が広がるはずであるが、この初勝利をきっかけに何かをつかめるだろうか。
源田の球団新人安打記録
源田がバントヒットで石毛氏の持つ球団新人安打記録の127本に並んだ。
最近は、打撃の調子が落ちてきている源田であるが、明日には球団記録を塗り替えてほしいところだ。
影のヒーローは栗山
この試合、ヒーローインタビューには、源田と森が呼ばれた。
森は先制打と勝ち越し打を放つ活躍であったが、忘れてはいけないのが、2点目と5点目を奪った栗山の犠飛であろう。
序盤と違い終盤に入り、ノーアウトや1アウト3塁の場面で1点が遠いライオンズであるが、栗山が2本の犠飛で追加点を奪う活躍である。
まだまだ栗山は健在である。浅村や山川は、犠飛を打つ技術を学ぶべきであろう。